渡辺航さんの人気自転車マンガを、人気グループ「King & Prince」の永瀬廉さん主演で実写化する映画「弱虫ペダル」(三木康一郎 監督、8月14日公開)で、主人公・小野田坂道が所属する総北高校自転車競技部のキャストが4月22日、発表された。俳優の坂東龍汰さんが小野田坂道の同級生の鳴子章吉、竜星涼さんが3年生で部長の金城真護、柳俊太郎さんが3年生の巻島裕介、菅原健さんが3年生の田所迅、ジャニーズJr.の人気グループ「HiHi Jets(ハイハイジェッツ)」の井上瑞稀さんが1年生の杉元照文を演じる。また、映画オリジナルキャラクターで、寒咲幹(橋本環奈さん)の父・寒咲幸司役で俳優の皆川猿時さんが出演する。
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今回発表されたキャストは、全員が主演の永瀬さんと初共演。永瀬さんは「皆で仲良く撮影を乗り切れてよかったです。寒い中、過酷な撮影を通して本当のチームのような絆が生まれました! 後悔は総北メンバーのクランクアップの日に立ち会えなかったことですが、また集まれる日を心から楽しみにしています!」とコメントを寄せている。
「弱虫ペダル」は、渡辺さんがマンガ誌「週刊少年チャンピオン」(秋田書店)で2008年から連載中。フィギュアやアニメが大好きな気弱な少年・小野田坂道が、千葉県の総北高校でロードレースの魅力に目覚め、仲間と共にインターハイ優勝を目指す姿が描かれている。テレビアニメ化、舞台化、テレビドラマ化もされている。
映画は、永瀬さんが主人公・小野田坂道、俳優の伊藤健太郎さんが今泉俊輔を演じる。
今回、弱虫ペダルに出演が決まったと聞いたときは本当に驚きました。まさか自分が弱虫ペダルに出られるなんて思ってもなかったので……とにかくうれしかったです。実際に自転車にほぼ自分たちで乗っての撮影だったので今までしてきたお芝居とはまた違う大変さがあり、毎日考えることがたくさんでした。
でも今回の撮影を通して本当にロードバイクが大好きになりました。撮影が終わった今も乗りたくてたまりません。鳴子章吉という熱くて真っすぐなキャラクターを演じさせていただけたこと、青春をすてきなキャストの方々と一緒に作り上げられたこと感謝でいっぱいです。映画館のスクリーンで疾走する姿、ぜひ皆さま楽しみに待っててください!
高校生とは思えない存在感を放つサングラスをかけた部長・金城真護を演じます。まだ寒い中、チーム総北は薄着で必死に走りました。いつの間にか私も初ロードレーサーから本物の選手へと変わり、絶対にあきらめない男へと変貌していました。今までとはまた一味違う役柄を劇場でお楽しみください。
今回原作ファンとして、見た目も口調も印象の強いキャラクターなので巻島裕介をどう生身に落とし込むか試行錯誤しました。主人公である小野田坂道にとってとても重要な役どころだったので、ミステリアスかつ秘めた熱い部分だったりを皆さんにお見せできたらと思い、現場に臨みました。
「弱虫ペダル」のファンでもあったので、まさか自分が田所迅を演じることができるとは、とても驚きました。原作は、画(え)やせりふを追うだけで息が切れそうになるくらい熱く激しい。その熱量をスクリーンで皆様にお届けできることをうれしく思います。暴走の肉弾頭によるド迫力の走りは映画でも健在です! ぜひ、楽しみにしていてください!
杉元照文役をやらさせていただきました、「HiHi Jets」の井上瑞稀です。弱虫ペダルの原作は以前から読んでいたので、出演のお話を聞いたときは驚きとうれしさでいっぱいでした。実際にロードレーサーに乗っての撮影はかなり難しく、苦労することもありましたが、それ以上にキャストの皆さんとのコミュニケーションを取る時間が本当の部活みたいで楽しかったです! ロードレースのスピード感、総北学園の青春をたくさんの方に見て感じていただきたいです!
えー、皆川猿時、49歳です。私、青春映画が大好物でございまして、はい。そんなわけで、おじさんも若者たちの邪魔にならない程度にキラキラしてみました。ギラギラもしくはギトギトしてたらごめんなさいね。
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