エール:モデルは藤山一郎さん 山藤太郎役・柿澤勇人が登場 「丘を越えて」歌唱も

NHK連続テレビ小説「エール」第36回に登場した柿澤勇人さん (C)NHK
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NHK連続テレビ小説「エール」第36回に登場した柿澤勇人さん (C)NHK

 窪田正孝さん主演のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「エール」(総合、月~土曜午前8時ほか)の第36回が5月18日に放送され、ミュージカルを中心に活躍する俳優の柿澤勇人さんが登場した。

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 柿澤さんは、藤山一郎さんがモデルのコロンブスレコードの歌手・山藤太郎役。コロンブスレコードに出社した裕一(窪田さん)が、廿日市(古田新太さん)を訪ね、スタジオへと行くと、そこで山藤は「丘を越えて」をレコーディングしており……と展開し、柿澤さんによる「丘を越えて」の歌唱シーンもあった。

 柿澤さんは、「今回、朝ドラ『エール』に参加させていただくこと、とてもうれしいです。僕が演じる山藤太郎役は藤山一郎さんがモデルとなる人物。昭和の偉大な名歌手です。まさか自分がそのような偉大な方を演じるとは思ってもなく驚きました」と明かす。

 「『丘を越えて』『長崎の鐘』を歌うにあたり、撮影に入るまでに何度も藤山さんの歌唱や発声を勉強して現場に臨みました」と話していて、「窪田さんとは数年ぶりの共演ですが、窪田さんがいるだけで現場の雰囲気が温かく、和やかになるのがとても印象的でした。古山裕一に少しでも良い影響を及ぼせるよう、そして作品に貢献できるよう、努めたいと思います」と意気込みを語った。

 「エール」は、昭和という激動の時代に、人々の心に寄り添う曲を数々生み出した作曲家・古山裕一と、裕一の妻で自らも歌手になる夢を追い続ける音(二階堂ふみさん)の音楽と共に生きる夫婦の物語。

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