女優の新垣結衣さんと歌手で俳優の星野源さん共演の連続ドラマ「逃げるは恥だが役に立つ（逃げ恥）」（TBS系、2016年）の特別編「逃げるは恥だが役に立つ ムズキュン！特別編」の初回が5月19日に放送され、平均視聴率（世帯）は11.0％（関東地区、ビデオリサーチ調べ）と2桁台に乗せ、根強い人気を証明した。

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　ドラマは、海野つなみさんの同名マンガが原作で、新垣さん演じる「職ナシ」「彼氏ナシ」「居場所ナシ」の主人公・森山みくり（新垣さん）が、自らを“プロの独身男”と自負する恋愛経験のない独身サラリーマン・津崎平匡（星野源さん）と契約結婚して、“訳ありの新妻”として生活を始めるというラブコメディー。みくりの伯母を石田ゆり子さん、津崎の同僚でゲイの沼田頼綱を古田新太さんが演じるほか、大谷亮平さん、真野恵里菜さんらも出演している。

　今回の特別編は、派遣社員になるも“派遣切り”に遭い、誰からも必要とされないつらさを感じている求職中のみくりが、父親の計らいで、35歳独身の会社員・津崎平匡の家事代行として働き始めることになる。見事な働きぶりで津崎の信頼を勝ち取ったみくりだが、あるきっかけでその仕事も失いそうになる。追いつめられたみくりは、会話の流れから津崎に「就職という意味での結婚」を提案してしまう……というストーリーだった。

　放送開始直後から、SNS上では、みくり役の新垣さんに対し「ガッキー可愛すぎて呼吸困難」「ガッキー最強」「マジで天使」といった声が相次ぎ、ツイッターで「ガッキー」がトレンド入りした。