弱虫ペダル:原作者・渡辺航 実写映画に「本物の汗、美しい背景」 山下大輝、鳥海浩輔も感動

「弱虫ペダル」作者の渡辺航さん(左)と映画「弱虫ペダル」で主演を務める永瀬廉さん(C)2020映画「弱虫ペダル」製作委員会(C)渡辺航(秋田書店)2008
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「弱虫ペダル」作者の渡辺航さん(左)と映画「弱虫ペダル」で主演を務める永瀬廉さん(C)2020映画「弱虫ペダル」製作委員会(C)渡辺航(秋田書店)2008

 渡辺航さんのマンガが原作の映画「弱虫ペダル」(三木康一郎監督)が8月14日に公開されたことを受けて、渡辺さん、アニメで主人公・小野田坂道の声優を務める山下大輝さん、今泉俊輔役の鳥海浩輔さん、鳴子章吉役の福島潤さん、寒咲幹役の諏訪彩花さんがコメントを寄せた。渡辺さんは「映画見させていただきました! 迫力の全編フルロケーション! CGとは違う、キャストの皆さん、そしてスタッフさんたちの本気映像! 本物の汗、美しい背景も見どころですよ!」と語っている。

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 山下さんは「もうすっごい楽しかったです! ワンシーンワンシーン、とても丁寧に作られているところに感動しましたし、アフレコしていた頃を思い出しながらニヤニヤしながら見ていました!!」と感動した様子で、「今泉くんや鳴子くん、総北高校自転車競技部の皆さんの走っている姿に『弱虫ペダル』を感じました。そして僕もまた走り出したくて、ウズウズしてしまいました! 実写とアニメ、協調して一緒に盛り上げていきましょう!! 弱虫ペダルという道を一緒に走りましょう!!」とコメントを寄せた。

 実写映画化を楽しみにしていたという鳥海さんは「私の想像をはるかに超えたモノがそこにありました。総北メンバーがそこにいました。撮影に臨むにあたり、我々が想像できないほどの準備があったのだろうと、レースのシーンを見て感動しました。ぜひ、多くの方に見ていただきたい作品です。アニメの収録が始まった2013年当時を思い出しながら、非常に濃密な約120分を楽しませていただき、本当にありがとうございました!」と語った。

 福島さんは「マンガやアニメから飛び出してきたかのようなロケーションにまず目を奪われました。加えて、キャストの方々の熱量、本気のせりふ、本物の走りに感動! 最後は手に汗かきながら握りこぶしで応援しちゃいました。総北魂を感じる素晴らしい『弱虫ペダル』です。これを見たら、すごく自転車に乗りたくなっちゃいますよ!」とコメント。

 諏訪さんは「この場面は! あの場面は!と数々の名シーンがドラマチックに描かれていて、当時の思い出がよみがえると共に、小野田くんたちの青春の始まりに胸が熱くなりました……。キャラクターの個性や雰囲気も皆さんそれぞれに体現されていてとても感動しました! 橋本環奈さんの演じる幹はとても爽やかで、まさにすてきなヒロインそのものでときめきがとまらなかったです……!」と語っている。

 「弱虫ペダル」は、渡辺さんがマンガ誌「週刊少年チャンピオン」(秋田書店)で2008年から連載中。フィギュアやアニメが大好きな気弱な少年・小野田坂道が、千葉県の総北高校でロードレースの魅力に目覚め、仲間と共にインターハイ優勝を目指す姿が描かれている。テレビアニメ化、舞台化、テレビドラマ化もされている。映画は、人気グループ「King & Prince」の永瀬廉さんが主演を務める。

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