大幡しえり:小学生以来のショートカット、周囲の反応は 明かした理想の女優像

大幡しえりさん
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大幡しえりさん

 人気グループ「Sexy Zone」の中島健人さん、「King & Prince」の平野紫耀さんダブル主演の連続ドラマ「未満警察ミッドナイトランナー」(日本テレビ系、土曜午後10時)で、本間快(中島さん)と一ノ瀬次郎(平野さん)の警察学校の同期・橘冬美を演じている女優の大幡しえりさん。小学生以来というショートカットにして臨んだ今作の役作りや共演者について、現在の仕事や理想の女優像などを聞いた。

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 ドラマは警察学校が舞台だが、大幡さんは普通の学校の授業との違いを、「授業は先生の話を聞いてノートを取ってというのが自然だと思いますけど、(警察学校では)先生の話を聞いているときはノートは机に入れなくちゃいけないとか、イスに座るときも奥まで座るのはだめで半分以上腰掛けちゃいけないというのも違う」と説明。そして「学生だけど律するところがかなりあって、学校の中でも常に緊張感があるなと思いました」と驚く。

 そんな厳しさあふれる警察学校の生徒役ということで黒髪のロングヘアをバッサリ切ったが、「この長さにするのは12年ぶりぐらい。小学校2年のとき以来なので、もうほとんど記憶が(笑い)。似合わなかったらどうしようと思っていたんですけど、切った瞬間、長い自分を忘れちゃうぐらい、結構自分の中でもふっとなじんだので切って良かった」と笑顔を見せる。

  ボブヘアへの周囲の反応については、「皆さんから『ロングよりショートの方がいい』と言われてすごくうれしい」と喜び、「『ロングの方が良かった』と言われたらどうしようと不安だったけど、逆にここまで言われると、なんで私ずっとロングだったのだろうって思いますね(笑い)」と少し複雑な心境をのぞかせる。

 ◇中島健人&平野紫耀の気づかいに感謝

 大幡さん演じる冬美は、クールな優等生という学級委員のようなまとめ役。役作りで大幡さんは、「みんなに『ご飯食べて』『授業の準備をして』みたいな冷たい感じもあるけど、実はみんなのことを気づかって言っている」と役を理解し、「そういう部分に愛情を感じられるような言い方や、ただ冷たいだけにならないように意識しています」とこだわりを語る。

 警察官らしい動きについては、「所作は、本当に教官をされていた方が教えに来てくださったのですが、すごく厳しくて。廊下などで会ったときも大きな声であいさつをするという感じです」と本物さながらの緊張感があることを明かし、「言葉の言い回しやしゃべり方をキビキビというかハキハキして、常に緊張感をもって演じています」と説明する。

 主演を務める中島さんや平野さんの印象を聞くと、「いつもテレビで見ている方々なので緊張したのですが、優しく接してくださるだけでなく、細かいところも気づいて話しかけてくださったので、すごくうれしいです」とにっこり。

 撮影が始まったころ、合間で教官役の吉瀬美智子さんら共演者と、「ジェスチャーゲームをよくやっていて、そのおかげで短期間に仲良くなれたのかな」とコミュニケーション方法を明かし、「吉瀬さんは現場に来ると『今日何のゲームやるの?』って(笑い)。ほんわかした部分が教官役とギャップがあってすてき」と楽しそうに話す。

 ◇自分の言葉で話すことの難しさを痛感中…

 大幡さんは昨年、ヒロインのツクヨミを演じた特撮ドラマ「仮面ライダージオウ」(テレビ朝日系、日曜午前9時)が最終回を迎え、その後、山田裕貴さん主演の2020年1月期の連続ドラマ「ホームルーム」(MBS)での生徒会長の白鳥奈々役や、栗山千明さん主演の連続ドラマ「サイレント・ヴォイス行動心理捜査官・楯岡絵麻season2」(BSテレビ東京)での地下アイドル・月影久美子役など、個性的な役どころを務めている。

 印象に残っていることを聞くと、大幡さんは「『サイレント・ヴォイス』の役はアイドル役で、まったくやったことなかった。ダンスが壊滅的に下手なので大変でしたが、ファンの方に見せる表情など見せ方がいろいろ学べて楽しかった」と振り返る。「ライダーで言うと『ジオウ』の前に放送されていた『(仮面ライダー)ビルド』のみーたん(高田夏帆さん)がアイドルなので、そういう意味でもライダーファンの方の反響がいただけてうれしい」とにっこり。

 女優業以外にも今春から情報番組「めざましテレビ」(フジテレビ系)でイマドキガールを務めているが、「舞台あいさつもそうですが、自分としてしゃべるのにまだ慣れていなくて、とまどってかんじゃったりする。特に食レポが難しい。食べた瞬間に『どういうふうに言えばいいんだろう』『テレビで見ている方のようにうまい言葉も出ないし……』と思っちゃう」と自省するという。そして、リポート力を磨くため普段から「バラエティーの食リポはよく見ています。もともと食べるのが好きなので、それも含め見ています(笑い)」と話す。

 ◇憧れの女優、そして10年後は?

 今年1月の晴れ着インタビューで「常に120%の気持ちで120%の力が出せるように頑張りたい」と語っていた大幡さんに現状の“達成度”を聞くと、「120%出せていると思いますけど、『めざまし』が120%にはほど遠いです」と答える。

その理由を「私として言葉を発することに緊張しちゃう。120%以上の気持ちで臨みすぎて力が出せないことも…」と説明し、「どうにかして肩の力を抜いてリラックスした状態で自然にできたら。もっと自分自身を出すことに慣れなきゃって思います」と前を向く。

 そんな大幡さんに憧れの女優を聞くと、「満島ひかりさん」と言い、「『監獄のお姫さま』で共演したとき、(満島さんが)少しでも気になったことがあったら、指導の方に聞きに行くという役作りのストイックさを含めて、私は自分を出すのが得意ではないので、そういう部分で自分の意見をはっきりと言える満島さんはかっこいい」と理由を説明。続けて、「強い部分というか真っすぐな部分がすごく好きで、そんな大人の女性になれたら」と目を輝かせる。

 今後挑戦してみたい役や仕事については、「先生役」「声優」と回答。先生役については、「今の自分の年齢や経験を生かせるのは学生役ですが、教える立場をやると生徒の見方も違ってくるのかなと思う。両方やりたいですね」、声優業に関しては、「ライダーで変身してアフレコをやったのもあるし、声が普通の女性の方より低い方なので、難しいけどしっかり勉強していつかできたらなと思います」という。

 さらに、「ライダーで『キャー!』と声を出すとき、男の子たちの声のような感じで出したら監督に『すみません。もう少しヒロインっぽい声をお願いします』って言われました(笑い)」と明かし、「この低い声を生かせるものがあったら」と期待をにじませる。

 最後に、自身の10年後を想像してもらうと、「10年後ということは31歳。精神的にも大人になりたいのですが、どうしていけばいいかちょっとわからない(笑い)。今は中身が高校生くらいから止まっているような気がするし、結構わちゃわちゃしちゃうので、もうちょっと落ち着いていればうれしい」とちゃめっ気たっぷりに語っていた。(取材・文:遠藤政樹) 

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