1968年からの3部作、2005年には俳優の神木隆之介さん主演で平成版が製作された映画「妖怪大戦争」が、映画「妖怪大戦争 ガーディアンズ」として製作され、子役の寺田心さんが主演を務めることが9月23日、明らかになった。数奇な運命に導かれ世界の存亡をかけた戦いに挑む主人公・渡辺兄(けい)を演じる寺田さんは、本作でアクションに初挑戦。初解禁された劇中スチールには、迫りくる妖怪たちを背にまばゆく光る剣を抜く寺田さんが映し出されている。2021年に公開される。
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2005年版に引き続き、三池崇史監督がメガホンをとる。脚本は映画「20世紀少年」シリーズ、「GANTZ」シリーズ、「ドラゴンボール Z 神と神」などの渡辺雄介さん、製作総指揮は角川歴彦さんと荒俣宏さんが担当。
フォッサマグナに眠る古代の化石たちが一つに結集し、巨大な妖怪獣へと姿を変えた。向かう先は東京。人間には天災にしかみえないこの襲来に、妖怪たちだけが真相と行く末に気づけていた。このままでは世界が滅んでしまう。これを止められるのは、伝説の妖怪ハンターの血を継ぐ埼玉県所沢市の小学生・渡辺兄。突然、世界を救う勇者に選ばれた少年と、彼を巻き込んだ妖怪たちの大冒険が始まる……という物語。
本作には誰もが知る有名妖怪や、映画オリジナルの妖怪、さらに世界中のモンスターも登場する。巨大セットや最先端CGを駆使して、迫力ある映像に仕上げるという。
複合施設「ところざわサクラタウン」(埼玉県所沢市)の11月オープンに合わせ、映像作品、イベントなどが一堂に会する「妖怪大ヤミット」という企画も予定している。
寺田さん、三池監督のコメントは以下の通り。
僕が演じた兄(けい)は小学5年生「クラスにこんな子いたな」と思える等身大の男の子です。そんな兄がひょんなことから弟を、日本を救う妖怪たちとの大冒険が始まります。僕はおばけとかそういった類いのものが怖いので妖怪のあまりにリアルな作りと演技に撮影中はドキドキしっぱなしでした。また、初めてのアクションにも挑戦しています。いつも一人でする空想戦いごっこが生かされたように思います(笑い)。前回の妖怪大戦争を見ていたので意識したのですが三池監督の丁寧なご指導もあり、僕は僕が感じた兄を演じられたと思います。皆さんも来年、ドキドキそしてハラハラな冒険を僕と一緒にしてみませんか?
今、こんな世の中だから、「アマビエ」さんが永い眠りから目覚めてみんなの前にその姿を現した。必然です。人間と妖怪はそういう関係です。だから今、新たな「妖怪大戦争」が生まれるのも宿命なのです。神木隆之介から寺田心にバトンがつながれた。これもおそらく妖怪たちのご指名です。ならば見るのは人間の務め、ということですね。さあ、妖怪たちからのメッセージに耳を傾けよう。
追伸:え〜と、出しちゃいけないでっかいヤツも暴れちゃうのでよろしく!
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