今週の激推シネマ:「星の子」 芦田愛菜が岡田将生に一目ぼれ 10年前の名作「告白」でも共演

映画「星の子」の一場面(C)2020「星の子」製作委員会
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映画「星の子」の一場面(C)2020「星の子」製作委員会

 今週公開される映画からMANTANWEB編集部の“激推し”作品を紹介する「今週の激推シネマ」。今回は、10月9日に公開された、女優の芦田愛菜さんの主演映画「星の子」(大森立嗣監督)を“激推し”する。

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 原作は「むらさきのスカートの女」で第161回芥川賞を受賞した今村夏子さんの同名小説(「星の子」も第157回同賞候補)。映画「日日是好日」(2018年)などで知られる大森監督が脚本も担当した。大好きな父と母から愛情をたっぷり注がれて育てられてきた中学3年生のちひろ(芦田さん)だが、両親はちひろが生まれた時の病気を奇跡的に治した「あやしい宗教」を深く信心。思春期を迎えたちひろは、生まれて初めて両親と暮らす自分の世界を疑い始める……。

 ちひろが一目ぼれするイケメン教師・南隼人役は俳優の岡田将生さん。芦田さんとは2010年公開の映画「告白」(中島哲也監督)でも共演している。同作で芦田さんは、松たか子さん演じる教師・森口悠子の娘役、岡田さんは森口の代わりにクラスを担任することとなった教師を演じていた。「告白」から10年がたち、芦田さんが岡田さんに恋する役を演じる実力派女優に成長したのだと、しみじみ感じてしまった。

 このほかに、堤真一さんの主演映画「望み」(堤幸彦監督)が10月9日に公開された。原作は「検察側の罪人」などでも知られる雫井脩介さんの同名小説。

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