LPGA女子ゴルフ:上原彩子選手が新規大会「ドライブオン選手権」に意気込み 「フル回転できるような準備を」

上原彩子選手 Getty Images
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上原彩子選手 Getty Images

  LPGA女子ゴルフツアーの新規大会「ドライブオン選手権レイノルズ・レイク・オコニー」が、10月22日に米ジョージア州グレート・ウォーターズGCで開催される。同大会はアジアシリーズ全試合が渡航制限のため中止となったことを受け、追加で開催されることとなった。日本勢から唯一の参戦となる上原彩子選手が、意気込みを語った。

ウナギノボリ

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 ――ショップライトで予選を通過して、そこから2週間のオフでしたがどのように過ごしましたか?

 ダラスに戻って練習したり、久しぶりのお家だったのでゆっくりしました。

 ――今取り組んでいるスイングの手応えはどうですか?

 まだしっくりは来ていないです。形的にはよくなってるのかな、と思うのですが、まだ結果に繋がっていない感じがあります。スイングを変えたりするとクラブ調整だったり、前とは違う部分が出てくると思うので、その辺のアジャストをしながらのプレーが必要なのかなと思います。

 ――特にコーチと話をしたり今週に向けて取り組んできたことはありますか?

 ショップライト(LPGAクラシック)からパターを変えてすごくいい感じなので、いいパットをいっぱい決められるように頑張りたいです。

 ――今週のコースはとてもきれいですが、どんな印象ですか?

 レイクサイドということもあって本当に景色はきれいですが、コース自体はすごく難しい。アプローチグリーンに対してのアプローチショットも距離のコントロールがすごく難しいコースセッティングだと思います。でも、本当に景色は素晴らしいので、それも楽しめるように余裕を持ってプレーできたらいいなと思います。

 ――特に後半にかけてレイクがかかってくるホールがありますが、特に気になったホールはありますか?

 難しいホールは本当に沢山あると思います。9番にしてもセカンドのアプローチショットは距離のある分、難しいと思いますし。そういう感じのホールが何箇所かあるので、ディスタンスコントロールはすごく大切になると思います。

 ――上位にいくにはどのあたりがキーポイントになると考えていますか?

 やっぱりセカンドのディスタンスコントロールももちろんだと思いますし、グリーンのアンジュレーションも結構あるので、その辺でしっかりとどこにつけるか、というセカンドのポジションもスコアメイクする意味では大切になるのかなと思います。

 ――ラフはそんなに長くなく、グリーンは硬そうに見えますが、どんなコンディショ
ンですか?

 グリーンは硬いと思います。スピードはそこまで出ている感じではないですが、硬さは結構あるのでランは出ます。ラフは場所によってだと思いますが、結構見た目よりも深いというか抵抗があるところがありました。昨日の練習ラウンドでも一緒に回っている人が打ってるのを見ると、結構重たいラフだなぁという印象を受けました。明日から試合なので、今日はラフからも打ってみながら、どういうフライトをするのかをチェックしようと思っています。

 ――今週に向けての意気込みをお願いします。

 本当にタフなコースだとは思うので、そこでいかにしのいでプレーできるかのも大切ですし、どちらかと言うと自分はロングクラブで打っていくため、グリーンを外すことも増えると思うので、アプローチパターが大事になってくると思います。ピンに行けないホールもどうしても出てくる分、ロングパットも残りますし、パターのスピード感も大切になってくるので。たぶん今週も頭を使うセッティングだと思うので、しっかりフル回転できるような準備をしながら、休みながらプレーしたいです。

 *……WOWOWでは「ドライブオン選手権レイノルズ・レイク・オコニー」を連日放送。第1日は10月23日午後2時にWOWOWライブ、第2日は同日深夜3時半にWOWOWライブ、第3日は10月24日深夜2時20分にWOWOWプライム、最終日は10月25日深夜2時5分にWOWOWライブで放送する。

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