エール:視聴率じわり上昇 第98回19.7% “ルパンレッド”伊藤あさひ初登場

NHK連続テレビ小説「エール」主演の窪田正孝さん
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NHK連続テレビ小説「エール」主演の窪田正孝さん

 俳優の窪田正孝さんが主演を務めるNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「エール」の第98回が10月28日に放送され、平均視聴率(世帯)は19.7%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録した。第97回19.5%(同)から微増し、20%の大台に迫った。

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 第98回は、完成した全国高校野球選手権大会の歌「栄冠は君に輝く」を、もう一度前を向くきっかけになるよう、久志(山崎育三郎さん)に歌ってもらいたいと、裕一(窪田さん)は早速、久志の家を訪れるが、久志は「もう昔とは違う」と一方的に裕一を突き放す。鉄男(中村蒼さん)も久志を訪ねるが、話を聞こうとしない。そんなある日の朝、藤丸(井上希美さん)が久志の姿が見えなくなったと古山家に捜しにくる。

 同回では、高校球児の竹中渉役で伊藤あさひさんが初登場した。伊藤さんは、2018~19年に放送された特撮ドラマ「快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー」のルパンレッド/夜野魁利役などで知られる期待の若手俳優の一人。放送終了後、Yahoo!のリアルタイム検索とツイッターで「ルパンレッド」がトレンド入りを果たした。

 「エール」は、昭和という激動の時代に、人々の心に寄り添う曲を数々生み出した作曲家・古山裕一と、裕一の妻で、自らも歌手になる夢を追い続ける音(二階堂ふみさん)の、音楽と共に生きる夫婦の物語。

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