麒麟がくる:「テセウスの船」の“みきお少年” 柴崎楓雅が奇妙丸役で明日登場 信長と“奇縁”も?

NHK大河ドラマ「麒麟がくる」第30回で奇妙丸(後の信忠)を演じる柴崎楓雅さん (C)NHK
1 / 1
NHK大河ドラマ「麒麟がくる」第30回で奇妙丸(後の信忠)を演じる柴崎楓雅さん (C)NHK

 俳優の長谷川博己さん主演のNHK大河ドラマ「麒麟(きりん)がくる」(総合、日曜午後8時ほか)に、子役の柴崎楓雅さんが出演していることが分かった。柴崎さんは、今年1月期に放送された連続ドラマ「テセウスの船」(TBS系)で主人公(竹内涼真さん)らを翻弄(ほんろう)する“みきお少年”を演じ、話題となった。「麒麟がくる」では、織田信長(染谷将太さん)の長男の奇妙丸(後の信忠)役で、11月1日放送の第30回「朝倉義景を討て」に登場する。

ウナギノボリ

 柴崎さんは2008年4月22日生まれ、東京都出身の12歳。大河ドラマ初出演で、「夏休みの宿題の歴史新聞で織田信長について調べていたとき、信長の長男である奇妙丸役で出演できると聞き、すごくうれしかったです」と明かす。

 また「着物を着てのお芝居が初めてだったので、歩き方や座り方など初めは苦労しましたが、家でも練習を重ね撮影に備えました」と言う柴崎さんは、光秀役の長谷川さん、帰蝶役の川口春奈さんとも共演を果たし、「緊張していてあまりお話しができなかったのですが、撮影が終わり、スタジオを出たところに長谷川さんが待っていてくださり、『良かったよ』と肩にポンと手を置いてお話ししてくださり、うれしい思い出です」と振り返った。

 「麒麟がくる」は59作目の大河ドラマ。1991年放送の「太平記」などで知られる池端俊策さんのオリジナル作。ドラマでは謎めいた明智光秀の前半生にも光を当て、戦国の英傑たちの運命も描く、エネルギッシュな群像劇となっている。

テレビ 最新記事