鎌倉殿の13人:初大河の坂東彌十郎「夢かない、非常にうれしく」 北条時政役「歌舞伎のイメージは全て消して」

2022年の大河ドラマ「鎌倉殿の13人」で北条時政を演じる坂東彌十郎さん
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2022年の大河ドラマ「鎌倉殿の13人」で北条時政を演じる坂東彌十郎さん

 三谷幸喜さんが脚本を手掛け、小栗旬さんが北条義時役で主演を務める2022年のNHK大河ドラマ鎌倉殿の13人」で北条時政を演じることが決まった坂東彌十郎さんがコメントを発表。彌十郎さんは「大河ドラマどころか、連続ドラマへのレギュラー出演自体が初めての経験ですが、五十数年前に父が何本か出させていただいており、自分もいつか出られたらうれしいなと思っていました。今回ご縁をいただきその夢がかない非常にうれしく思います」と喜びを語った。

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 演じる北条時政は、小栗さん扮(ふん)する主人公・北条義時の父となる。「歌舞伎に登場する北条時政は、すでに執権職に就いており怖い人物のイメージがありますが、今回はそれ以前から描かれているようで、初めは権力とは無縁の田舎のいち豪族、そして何より主役の義時の父という重要な役どころです。映像作品への出演経験がほとんどどない私ですが、歌舞伎での時政のイメージは全て消して、三谷さんとご一緒にゼロから作り上げていきたいと思っています。撮影が始まるのを今からワクワクして待っています!」と現在の心境を明かした。

 父子を演じる小栗さんについては、「小栗さんとは全くの初対面ですが、30年近く前にお父様と舞台の仕事をご一緒したことがあります」といい、「今回ご一緒させていただくことも何かのご縁と、緊張もありながら大変光栄に思っております」と話していた。

 「鎌倉殿の13人」は、2004年の「新選組!」、2016年の「真田丸」に続き3度目の大河ドラマとなる三谷さんが贈る予測不能のエンターテインメント作。源頼朝にすべてを学び、武士の世を盤石にした男、鎌倉幕府の二代執権・北条義時が主人公。野心とは無縁だった若者は、いかにして武士の頂点に上り詰めたのかを描く。

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