第71回NHK紅白歌合戦:40%の高視聴率獲得 実施本部長「無事放送できたことが奇跡」と感謝

「第71回NHK紅白歌合戦」のロゴ=NHK提供
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「第71回NHK紅白歌合戦」のロゴ=NHK提供

 昨年12月31日の午後7時半~11時45分に放送された「第71回NHK紅白歌合戦」の平均視聴率(世帯)が1部(午後7時15分から)で34.2%(関東地区、ビデオリサーチ調べ・以下同)、2部(午後9時から)で40.3%を記録。今年は無観客開催となったが、前年の2部37.3%を上回る40%の高視聴率となった。

 実施本部長の二谷裕真さんは「ほんとに紅白はできるんだろうか、いや、やっていいんだろうか……。新型コロナウイルスの猛威に、何度となくそんな気持ちにさせられました。それでも『今こそ歌おう みんなでエール』、私たちが紅白に託した思いは、ご出演くださった皆さんのお力を借りて届けることができた。放送して良かった、と今は誇りを持ってそう思います」とコメント。

 続けて「史上初めて無観客で行いましたが、NHKホールだけでなく複数のスタジオからお送りする異例のスタイルになりました。無観客だからこそ実現したNHKホール改造ともいえるステージは、全方位からカメラが映し出す見たこともない映像を生み出しました」と語り、「『第71回紅白歌合戦』は、いくつもの制限の中で、新しいスタイルを模索し、その片鱗(へんりん)をつかんだのかもしれません。無事放送できたことが奇跡のようにも感じます。改めて、全ての出演者の皆さん、そして全国の視聴者の皆さまに心より感謝申し上げます」と述べた。

 「第71回NHK紅白歌合戦」は、白組司会を俳優の大泉洋さん、紅組司会を女優の二階堂ふみさんが担当。総合司会は4年連続、4回目となるお笑いコンビ「ウッチャンナンチャン」の内村光良さんが同局の桑子真帆アナウンサーと共に務めた。

 ▽二谷裕真さんのコメント全文

 ほんとに紅白はできるんだろうか、いや、やっていいんだろうか……。新型コロナウイルスの猛威に、何度となくそんな気持ちにさせられました。それでも「今こそ歌おう みんなでエール」、私たちが紅白に託した思いは、ご出演くださった皆さんのお力を借りて届けることができた。放送して良かった、と今は誇りを持ってそう思います。

 「第71回紅白歌合戦」は、史上初めて無観客で行いましたが、NHKホールだけでなく複数のスタジオからお送りする異例のスタイルになりました。無観客だからこそ実現したNHKホール改造ともいえるステージは、全方位からカメラが映し出す見たこともない映像を生み出しました。また、別スタジオをオーケストラスタジオとして、性格の全く異なったステージを作ることもできました。そんなこれまでにない紅白の空間で、内村光良さん、二階堂ふみさん、大泉洋さんら司会陣は、縦横無尽に絶妙のコンビネーションを見せてくださいました。

 そしてどの歌唱シーンも、勇気、元気、共感、感動、さまざまなエールをお茶の間に届けきったと思います。医療現場の最前線でコロナと戦ってくださっている医療従事者に感謝と希望を歌い、子供たちの笑顔を守りたいと願い、けん玉で世界記録を打ち立て、紅白で世界がつながりました。両軍の最後は、優しくも力強い愛が歌われ、視聴者の皆さまそれぞれの心に響いたと思います。黒柳徹子さんや宮崎美子さん、NHKのドラマの主役・吉沢亮さん、杉咲花さんら豪華なゲスト審査員の方々も今回はリモートでの審査をお願いしました。同様に、紅白レジェンド・北島三郎さんもリモートで新しい紅白を一部始終見守ってくださいました。

 そして今年は、視聴者のみなさまの投票を大切にするために、視聴した時間に応じて投票できる票が多くなるという新しい試みをしました。お客さんがいらっしゃいませんでしたが、その分も、テレビをご覧の皆さまに深く紅白に関わっていただくことができたと思っています。「第71回紅白歌合戦」は、いくつもの制限の中で、新しいスタイルを模索し、その片鱗(へんりん)をつかんだのかもしれません。無事放送できたことが奇跡のようにも感じます。改めて、全ての出演者の皆さん、そして全国の視聴者の皆さまに心より感謝申し上げます。今年が晴れやかな年となりますように……。

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