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第10話(最終話) これからも健康でいてほしい
12月21日(土)放送分
俳優の長谷川博己さん主演のNHK大河ドラマ「麒麟(きりん)がくる」(総合、日曜午後8時ほか)第39回「本願寺を叩(たた)け」が1月3日に放送される。同回からジャニーズJr.の人気グループ「HiHi Jets(ハイハイジェッツ)」の井上瑞稀さんが、信長(染谷将太さん)の長男の織田信忠役で登場。井上さんは「織田信忠は歴史において重要な人物ですので、演じることはとてもプレッシャーでした。あの帰蝶(川口春奈さん)に育てられ、父・信長の背中を見ながら成長した信忠なので、その覚悟を持って、堂々と演じたいと思います」とコメントしている。
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井上さんは今回が初の大河ドラマとなる。「大河ドラマ出演がずっと夢でした。出演が決まったとき、うれしい気持ちもすごくあったのですが、本当に出演するのか、なかなか信じられなくて……台本を受け取ったときにやっと実感が湧いてきました」といい、「大河ドラマはもちろん、時代劇も初めてなので、最初はとても緊張しました。言葉遣いや、歩き方・姿勢などの所作など、とても難しかったです」と振り返る。
「麒麟がくる」の印象を「歴史としてのベースも軸にはあるんですけど、キャラクター一人一人にの感情の動きがすごく分かりやすくて、『信長も同じ人間、帰蝶も同じ人間』と、歴史上の人物に感情移入しやすいドラマだと思います」と明かし、「時代劇には堅いイメージがあると思いますが、普段時代劇をご覧にならない方も、すごく楽しいと思います」と語った。
第39回は、戦に次々と勝利し、朝廷より武士としては最も高い冠位を授けられる信長。しかし三条西実澄(石橋蓮司さん)は、もはや帝(坂東玉三郎さん)さえもないがしろにするその態度を危険視していた。大坂本願寺との戦いに疲弊する光秀(長谷川さん)の元にやってきた信長は、一方的でむちゃな要求を繰り返す。そんな中、高熱で倒れる光秀。運び込まれた京の館で、必死に回復を祈る妻・熙子(木村文乃さん)だったが……。
「麒麟がくる」は59作目の大河ドラマ。1991年放送の「太平記」などで知られる池端俊策さんのオリジナル作。ドラマでは謎めいた明智光秀の前半生にも光を当て、戦国の英傑たちの運命も描く。ドラマは残り6回で、最終回は2021年2月7日に迎える。
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