竹野内豊:WOWOW連ドラ「さまよう刃」で主演 自身出演の映画と同名・同原作 “追う”刑事から“追われる”犯人に 

「連続ドラマW 東野圭吾 さまよう刃」に出演する竹野内豊さん(左)と、石田ゆり子さん=WOWOW提供
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「連続ドラマW 東野圭吾 さまよう刃」に出演する竹野内豊さん(左)と、石田ゆり子さん=WOWOW提供

 俳優の竹野内豊さんが、2021年5月スタートの連続ドラマ「連続ドラマW 東野圭吾 さまよう刃」(WOWOWプライム、土曜午後10時)で主演を務めることが1月20日、分かった。竹野内さんは、2009年に公開された同名・同原作の映画(益子昌一監督)で、逃亡する犯人を追う刑事役で出演しているが、今回のドラマでは刑事に追われる犯人役を演じる。

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 ドラマは、東野圭吾さんの小説「さまよう刃」(角川文庫)が原作。⾧峰重樹(竹野内さん)は妻を亡くした後、男手一つで一人娘・絵摩を高校生になるまで育ててきた。ところがある夜、絵摩が凄惨な遺体で発見される。悲しみに暮れる⾧峰のもとに、犯人の名と居場所を告げる密告電話がかかってくる。そこに帰宅した犯人の一人・アツヤを思わず殺害してしまった⾧峰は、その後、主犯のカイジを追い始める……というストーリー。

 女優の石田ゆり子さんが出演することも明らかになった。石田さんは、警察に追われていると知りつつ、長峰に救いの手を差し伸べる女性・木島和佳子を演じる。竹野内さんと石田さんの共演は、2006年に放送された連続ドラマ「家族~妻の不在・夫の存在~」(テレビ朝日系)以来15年ぶり。

 竹野内さんは「12年前に映画化された『さまよう刃』では、⾧峰を追う織部刑事を務めさせていただいたのですが、今回、ドラマ版『さまよう刃』では、その⾧峰さんを演じていただきたいというお話でしたので、誰かの親になったこともない自分に、娘を失う父親役がどこまで務まるのか、正直戸惑いました。去年、真夏の猛暑の中、限られた時間、ロケ地など、なかなか思うように事が進まない条件で、片山監督に全てを委ねて、スタッフ、キャストが一丸となって、試行錯誤しながら丁寧に作り上げた作品です。1人でも多くの方々に届きますように!」とコメントした。

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