奥平大兼:苦手な泳ぎのシーンに苦戦も「気合入れて頑張った」 竹野内豊&玉木宏が役者魂を絶賛「根性ある」

映画「雪風 YUKIKAZE」初日舞台あいさつに出席した奥平大兼さん
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映画「雪風 YUKIKAZE」初日舞台あいさつに出席した奥平大兼さん

 俳優の奥平大兼さんが8月15日、東京都内で行われた映画雪風 YUKIKAZE」(山田敏久監督)の初日舞台あいさつに出席。泳ぎが苦手だという奥平さんが、実際の海で行われた撮影を振り返った。

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 太平洋戦争中に実在した駆逐艦「雪風」を描いた本作で、主演の竹野内豊さん、玉木宏さんとともに乗組員を演じた奥平さん。玉木さんから「水にまつわる作品ではありますが、奥平君は泳ぎが苦手ということで。でもすごく頑張っていました。冒頭から海に投げ出されて、それを僕が助けるシーンもありました」と明かされると、「なかなか海に行くのが怖かったです。でもライフセーバーの方がたくさんいらっしゃって、『何かあったら絶対に助けるから』という言葉をいただいて、すごく頑張れた気がしますね」と周囲の支えに感謝した。

 竹野内さんは奥平さんが海に入るシーンを振り返り、「なかなかタイミングが合わなかったりして、一発で決まらない場合があるんです。でも、弱音を吐かず、何度でも『よろしくお願いします!』という感じで、根性あるなと思いました」と役者魂をたたえた。奥平さんは「水が怖いので、だいぶビビリながらやっていたんですけど、何とか気合入れて頑張って良かったと思います。ありがとうございます」と照れ笑いを浮かべた。

 舞台あいさつには、當真あみさん、田中麗奈さん、中井貴一さん、脚本家の長谷川康夫さん、山田監督も登壇した。

 映画は、太平洋戦争の渦中から戦後、さらに現代へと繋がる激動の時代を背景に、懸命に生き抜いた人々の姿とその運命を、壮大なスケールで描く。主力駆逐艦38隻の中で唯一沈むことなく終戦を迎え、“不沈艦”と称された「雪風」が担った数々の役割などを、史実を基にフィクションとしてよみがえらせる。

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