麒麟がくる:“本木道三”メッセージに長谷川博己が感激 「抱きしめてあげたい」

大河ドラマ「麒麟がくる」に出演する本木雅弘さん(左)と長谷川博己さん
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大河ドラマ「麒麟がくる」に出演する本木雅弘さん(左)と長谷川博己さん

 2月7日に最終回を迎えるNHK大河ドラマ「麒麟(きりん)がくる」(総合、日曜午後8時ほか)で主演を務める長谷川博己さんが、6日に放送された同局のトーク番組「土曜スタジオパーク」に出演した。番組では、ドラマで主人公の明智光秀(長谷川さん)の主君・斎藤道三を演じた本木雅弘さんがメッセージを寄せた。本木さんは、長谷川さんを「光秀としても長谷川さんとしても人一倍、役を全うした、それだけで長谷川さんを抱きしめてあげたい」と称賛した。

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 本木さん演じる斎藤道三は、昨年5月10日に放送された第17回「長良川の対決」で壮絶な最期を遂げた。撮影から1年以上たっているという本木さんは一視聴者としてドラマを見ているといい、長谷川さん演じる明智光秀について「クライマックス間近に蹴られ、たたかれ、葛藤を課せられて、極めて特異な形の主役だったと思います」「苦しみを持った者にしかにじみ出ない美しさが、長谷川さんに存在しているな」と語った。

 さらに「戦のない平らかな世を考え、希望していた光秀の中にこそ、麒麟が宿っている。麒麟はもう現れなくていいんじゃないか?」と笑い、“斎藤道三”として「では、十兵衛、信長の始末をいかがいたすのか、しかと見届けておるぞ」とメッセージを送った。

 長谷川さんは、本木さんの言葉を受けて「すみません。いろいろな感情をかみしめていて、うまく言葉が出てないです……」と感激していた。

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