金曜ロードSHOW!:佐藤浩市主演「Fukushima50」地上波初放送 3.11後の原発で奮闘 第44回日本アカデミー賞最多優秀賞受賞

映画「Fukushima 50」の場面写真 (C)2020『Fukushima 50』製作委員会
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映画「Fukushima 50」の場面写真 (C)2020『Fukushima 50』製作委員会

 3月12日の「金曜ロードSHOW!」(日本テレビ系、午後9時)は、放送枠を30分拡大し、俳優の佐藤浩市さん主演の映画「Fukushima 50(フクシマフィフティ)」(若松節朗監督、2020年)を本編ノーカットで地上波初放送する。福島第一原子力発電所(イチエフ)を襲った大津波の後、海外では「Fukushima50」と呼ばれ英雄視された作業員50人の闘いを描いた映画。第44回日本アカデミー賞で作品賞、監督賞を含む最多12部門で優秀賞を受賞した。

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 「Fukushima 50」は門田隆将さんのノンフィクション「死の淵を見た男 吉田昌郎と福島第一原発」(角川文庫)が原作。2011年3月11日、巨大地震が起こした大津波でイチエフの全電源が喪失、原子炉を冷やせなくなった。このままでは炉心は溶融してしまう。1・2号機当直長の伊崎利夫(佐藤さん)ら現場の作業員は、自らの身の危険も顧みず、原子炉建屋内に残り、原子炉の制御に奔走する……というストーリー。
 
 映画には、イチエフの所長・吉田昌郎を演じる渡辺謙さん、吉岡秀隆さん、緒形直人さん、火野正平さん、平田満さん、萩原聖人さん、佐野史郎さん、安田成美さんらも出演する。

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