人気刑事ドラマ「相棒season19」(水曜午後9時放送)が3月17日、いよいよ最終回を迎える。俳優の水谷豊さん演じる杉下右京と、反町隆史さん演じる冠城亘(かぶらぎ・わたる)のコンビで、ドラマ誕生20周年という大きな節目の年を迎えた今シーズン。最終話「暗殺者への招待~宣戦布告」では、先週の第19話に続き、第1、2話で描かれたIT長者の加西周明(石丸幹二さん)をめぐる事件の顛末が描かれる。
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第1、2話「プレゼンス」で描かれたのは、警視庁交通機動隊員(白バイ警官)・出雲麗音(篠原ゆき子さん)の銃撃と、その裏で暗躍していた「ネオ・ジパング」という“仮想国家”の創始者でIT長者の加西の物語だった。実行犯の朱音静(日南響子さん)は逮捕されたものの、衣笠副総監(杉本哲太さん)の“ツルの一声”や、さらに上からの“大きな力”によって加西は逮捕を免れた。
最終話では、金の力で口止めをして逃げ続ける加西だったが、多くの者に目を付けられ殺し屋に狙われることになってしまう。加西が殺し屋に狙われているという情報をめぐり、内閣情報調査室(内調)の柾庸子(遠山景織子さん)から協力を持ち掛けられた右京(水谷さん)と亘(反町さん)。内調でも“加西不逮捕”の件を調査していたというが、右京はさらに上の権力者から、指示があったのではないかと疑う。
一方、加西の気まぐれで殺されかけた麗音(篠原さん)は、国家公安委員長を務める大物政治家・鑓鞍兵衛(やりくら・ひょうえ、柄本明さん)が衣笠副総監(杉本さん)に加西の警護を要請した件も含めて、社美彌子(仲間由紀恵さん)に不満をぶつけていた。同じ頃、麗音銃撃事件は単独犯で、加西は関係ないと供述を翻した静(日南さん)が、加西からの金銭授受に恋人の母、蒔子(松永玲子さん)を利用している疑惑が浮上。しかし、当の蒔子は、黙秘の構えを見せていた。
暗殺の標的になりながら大胆な行動に出る加西、共謀する静と蒔子の意外な理由……。“加西暗殺計画”は思わぬ展開を巻き起こす。「相棒season19」最終回スペシャルは、30分拡大で3月17日午後9時から放送。
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