田中みな実:ジェーン・スー原作テレ東ドラマで吉田羊の“相方”に 現実味を帯びた悩みに「胸が締めつけられました」

連続ドラマ「生きるとか死ぬとか父親とか」に出演する田中みな実さん(C)「生きるとか死ぬとか父親とか』製作委員会
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連続ドラマ「生きるとか死ぬとか父親とか」に出演する田中みな実さん(C)「生きるとか死ぬとか父親とか』製作委員会

 フリーアナウンサーの田中みな実さんが、女優の吉田羊さんと俳優の國村隼さんのダブル主演で4月期に放送されるテレビ東京の連続ドラマ「生きるとか死ぬとか父親とか」に出演することが3月23日、明らかになった。劇中のラジオ番組「トッキーとヒトトキ」のメインパーソナリティーを務める主人公・蒲原トキコ(吉田さん)の相方として、番組を進行するアナウンサーの東七海を演じる。

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 ドラマは、ラジオパーソナリティーやコラムニストなどとして活躍し、女性からの支持を集めるジェーン・スーさんの同名の著書(新潮社)が原作。愛嬌(あいきょう)はあるが自由奔放な70代の父と、父に振り回される40半ばの中年の娘のおかしくて、ときどき切ない家族の愛憎物語を描く。ある日、父についてのエッセーを連載することになるトキコの父を國村さんが演じる。

 田中さんは「局アナの頃から親交があるジェーン・スーさん原作の本ということで、お話をいただいたときの感慨もひとしおでした。スーさんが大切にされているラジオの仕事で関わる人物を演じる機会をいただけて大変光栄です」とコメント。

 「私が演じた東七海が抱える悩みは、きっと自身も局に在籍し続けていたら訪れたであろう問題で、現実味を帯びた内容に胸が締めつけられました」といい、「劇中で描かれるラジオ番組『トッキーとヒトトキ』は、小道具や演出など細部にまでこだわっていて本物の番組さながらでした。局アナの頃からラジオの仕事に携わっている身として、よりリアリティーを追求できるよう、ご提案できることはさせていただきました」と撮影を振り返った。

 また、吉田さんとの共演について、「学ぶこと、得ることが多く、お会いするたびに刺激を受けました。羊さんのお芝居を目の前で見て、感じて、受け止めることができて、願ってもないような経験をさせていただきました。2人のやりとりはアドリブも多いので、そこにトキコと東の信頼関係みたいなものが垣間見えるといいなと思います」と話した。

 同ドラマに、お笑いコンビ「ハライチ」の岩井勇気さん、「アルコ&ピース」の平子祐希さん、「かもめんたる」の岩崎う大さんが出演することも発表された。

 「生きるとか死ぬとか父親とか」は、4月9日からテレビ東京の深夜ドラマ枠「ドラマ24」(金曜深夜0時12分)で放送される。

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