来週のおちょやん:第18週「うちの原点だす」 道頓堀壊滅 憔悴するみつえ 千代は寛治を満州に送り出す

NHK連続テレビ小説「おちょやん」第18週の一場面 (C)NHK
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NHK連続テレビ小説「おちょやん」第18週の一場面 (C)NHK

 杉咲花さん主演のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「おちょやん」(総合、月~土曜午前8時ほか)は、4月5日から第18週「うちの原点だす」に入る。

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 昭和20(1945)年3月13日深夜、大阪の街が大空襲に見舞われた。公演のため京都に来ていた千代(杉咲さん)と一平(成田凌さん)は、そのことを聞き、急ぎ道頓堀に戻ると、福富楽器店は焼かれて跡形もなくなっていた。そこに、みつえ(東野絢香さん)やシズ(篠原涼子さん)、宗助(名倉潤さん)もやってくる。そして、福富の菊(いしのようこさん)と夫の福松(岡嶋秀昭さん)が亡くなったことが分かる。道頓堀は壊滅し、鶴亀家庭劇の劇団員たちもバラバラに。千代と一平たちは、憔悴(しょうすい)するみつえと息子の一福と、一緒に暮らすことにする。

 そんなとき、寛治(前田旺志郎さん)が突然、家庭劇を辞めて満州への慰問団に志願したいと言い出す。千代と一平はそれに強く反対するが、寛治はそれを断固として聞かない。千代は、毎月給金を送金することを条件にして、寛治を送り出す。芝居のできなくなった焼け跡で、衝動的に一人で芝居を始める千代。しかし、町の人や警察官から、浮かれている場合じゃないと責められ、傷つく。その後も、空襲は続き……。

 「おちょやん」は、上方女優の代名詞といえる存在で、「大阪のお母さん」として親しまれてきた女優の浪花千栄子さんの人生をモデルにしながらも、物語を大胆に再構築し、フィクションとして描く、103作目の朝ドラ。

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