じゃあ、あんたが作ってみろよ
第9話 おにぎり食べて、元気だせ!
12月2日(火)放送分
杉咲花さん主演のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「おちょやん」(総合、月~土曜午前8時ほか)は、4月12日から第19週「その名も、鶴亀新喜劇や」に入る。
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終戦から3年、千代(杉咲さん)と家庭劇の面々は、地方を回りながら公演を続けていた。そんなとき、鶴亀株式会社の大山社長(中村鴈治郎さん)から「道頓堀に戻ってこい」という連絡がくる。そのころ、道頓堀は再び芝居の街として復興し始めていて、鶴蔵は千代たちに、新しい劇団を作り、日本一の劇団にするように伝える。一平(成田凌さん)は、鶴蔵がどうして、万太郎一座ではなく、自分たちに声をかけたのか不審に思う。しかし、一平は、満州へ行った寛治(前田旺志郎さん)が戻ってきたときに、生きていく場所を道頓堀に作りたいと考え、大山社長の申し出を受けることにする。
一方、須賀廼家万太郎(板尾創路さん)は、病で声を失っていた。そのことを知ったかつての相棒、千之助(星田英利さん)は、万太郎の最後の公演に助っ人として参加。万太郎は声が出せないため、身ぶり手ぶりで表現するしかない。しかし、千之助は万太郎の伝えたい意図をくみ取り、的確にアドリブで返していく。その丁々発止の掛け合いに観客は大喜び。40年ぶりの須賀廼家兄弟の復活だった。万太郎はこの公演を終え、満面の笑みを浮かべたまま、この世を去る……。
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