板垣李光人:「カラフラブル」周が「可愛いすぎ」と話題 期待の若手俳優の素顔

連続ドラマ「カラフラブル~ジェンダーレス男子に愛されています。~」で吉川愛さんとともにダブル主演を務める俳優の板垣李光人さん
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連続ドラマ「カラフラブル~ジェンダーレス男子に愛されています。~」で吉川愛さんとともにダブル主演を務める俳優の板垣李光人さん

 連続ドラマ「カラフラブル~ジェンダーレス男子に愛されています。~」(読売テレビ・日本テレビ系、木曜午後11時59分)で、女優の吉川愛さんとともにダブル主演を務める俳優の板垣李光人さん。美しい見た目の持ち主で、メークやファッションを自由に楽しむ相馬周(めぐる)役を演じており、「可愛すぎ」「尊すぎ」と視聴者の注目を集めている。「周くんは、ほとんど役作りがいらないくらい僕に近い」と話す板垣さんの素顔とは……。

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 ◇中学3年時、メークの楽しさを知る

 ドラマは、マンガ誌「FEEL YOUNG」(祥伝社)に連載中の、ためこうさんのコミック「ジェンダーレス男子に愛されています。」が原作。吉川さん演じるマンガ誌の編集者・町田和子(わこ)と、板垣さん演じる相馬周のキュートなラブストーリー。

 今回がドラマ初主演ということで、「うれしかった気持ちもありましたけど、主演ということで不安も多少あります」と思いを明かした板垣さん。「この作品自体がキラキラしていて、見ている人たちの癒やしになるお話なので、そこまで気張らずにやれたらいいな」と意気込みを語る。

 板垣さん演じる周は、和子の高校の後輩。ファッションショップで働きながらキラ(桐山漣さん)のスタイリストをしている。自分でその美しい見た目を気に入っていて、それをいかしたメークとファッションを楽しんでいる。

 板垣さんも、周と同じように、メークやファッションを楽しんでいるといい、「(周は)昔からある『女性としての役割』『男性としての役割』に対して、疑問に思って、思ったことを口にする。僕もそういう人間なので、ビジュアル的な部分でも、内面的な部分でもすごく似ているなと思います」と話す。

 中学3年のときに出演した舞台がきっかけで、メークの楽しさを知った。「舞台のメークって、ビジュアルとして役を表現するというか、『この人がどんな人物である』というのを表現する。そういうところがすごく面白くて。メークなので『造形をきれいにする』という部分もありますけど、(ビジュアルが)変わる感じがすごく面白くて……」と魅力を語る。

 ちなみに、好きなファッションは「装飾が多ければ多いほど好き」といい、「“(欧州貴族の)~十何世”という前世がどこかに入るんじゃないかって思うぐらい。あの時代って、女性・男性関係なく、化粧して、ヒールを履いている時代。絶対、どこかに前世がいると思います(笑い)」とちゃめっ気たっぷりに話す。

 ◇「“推し”はやっぱり偉大」 韓国のアイドルグループに夢中

 アニメ、アイドルの「オタク」でもあるという板垣さん。「そういう意味でいうと、(“2.7次元アイドル”『KOUGU維新』の熱狂的なファンである)和子と似ているところがあります。“推し”はやっぱり偉大ですね。元気出ますよね」と笑顔を浮かべる。最近は、韓国のアイドルグループ「SEVENTEEN(セブンティーン)」の動画を見ることにハマっているといい、撮影で忙しい日々の気分転換となっている。

 第1話では、和子が「肌が発光してる!」と表現するほど、美しいオーラの周の姿が映し出され、視聴者の注目を集めた。板垣さんといえば、特撮ドラマ「仮面ライダージオウ」のウール役や、実写映画「約束のネバーランド」のノーマン役などでも知られ、「美少年すぎる」と話題になることが多い。

 学生時代から美しい外見が注目されていたのでは?と尋ねてみると、「どっちかっていうと、クラスのお母さんとかに……(言われていた)」と照れながら明かしてくれた板垣さん。「中学時代は、絵を描くのが好きだったんですけど、休み時間は一人で絵を描いている感じでした」と明かす。

 ただ、一人で過ごすのも好きだが、好きな人であれば人といるのも嫌いではないといい、自身の性格について、「結構めんどくさいんじゃないかな?(笑い)」と分析。人見知りな部分もあるといい、「初めてお会いした方とか、(自分が)本当にしゃべるのが下手なので、意思疎通がとれないというか……(笑い)」と表現しつつも、「お互いに受け入れ始めたら、そんなにしゃべらない方ではないです」と明かす。

 ◇「お芝居とは違う表現の方法を」

 今作のほかにも、大河ドラマ「青天を衝(つ)け」への出演など、今後の活躍が楽しみな存在である板垣さん。目標としている役者像は、安藤政信さん、市原隼人さん、三浦貴大さんといった3人の先輩俳優だ。3人は、板垣さんのファースト写真集「Rihito 18」(SDP)で、写真家として板垣さんを撮影した。

 「お芝居も成功されていて、写真家としても一流として極めていらっしゃって。すごく大変だと思うんですけど、僕も、ファッション、メーク、イラストだったりっていうところで、お芝居とはまた違う表現の方法をしていきたいと思っています。いろいろな道を並行して、でも、どれもおろそかにしない活躍をされていて憧れがあります」

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