青天を衝け:渡辺徹が20年ぶり大河 武具商・梅田慎之介役で今夜初登場

NHK大河ドラマ「青天を衝け」で梅田慎之介を演じる渡辺徹さん (C)NHK
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NHK大河ドラマ「青天を衝け」で梅田慎之介を演じる渡辺徹さん (C)NHK

 俳優の吉沢亮さん主演のNHK大河ドラマ「青天を衝(つ)け」(総合、日曜午後8時ほか)第11回「横濱焼き討ち計画」が4月25日に放送される。同回では、渡辺徹さんが江戸の武具商・梅田慎之介役で初登場する。渡辺さんは、2001年の「北条時宗」以来、20年ぶりの大河ドラマ。

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 演じる梅田慎之介は、横浜焼き討ち計画を実行するため、栄一(吉沢さん)と喜作(高良健吾さん)が武器の調達に梅田の店を訪れる。百姓の姿をした2人を見ていぶかしがるが、武士顔負けの心意気と金払いのよさにほれ込み、力を貸すことを決める……。

 渡辺さんは役どころについて、「独特の役回りで、商売がら一筋縄ではいかない人物ですが、血気盛んな若者たちを応援するような懐の深さも持ち合わせています。自分自身も若いころは突っ走る役を演じることが多かったのですが、年齢的にもそういう役回りになってきたなと思いますし、若い俳優さんたちとの共演をとても楽しみにしています。時代を動かしていく人たちを、広い心で支える人でありたいと思いながら演じさせていただきます」と話している。

 「青天を衝け」は、“日本資本主義の父”と称される渋沢栄一が主人公で、連続テレビ小説(朝ドラ)「風のハルカ」(2005年度後期)、「あさが来た」(2015年度後期)などの大森美香さんが脚本を担当。「緻密な計算」と「人への誠意」を武器に、近代日本のあるべき姿を追い続けた渋沢の生きざまを描く。

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