放課後カルテ
第10話(最終話) これからも健康でいてほしい
12月21日(土)放送分
杉咲花さん主演のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「おちょやん」(総合、月~土曜午前8時ほか)で、ヒロイン・千代(杉咲さん)の子供時代を演じて話題となった子役の毎田暖乃(まいだ・のの)ちゃん。4月26日に放送された第101回からは、千代のめい(異母妹の子)である春子役として“再登場”。見事な演じ分けを披露し、再び注目を集めた。脚本の八津弘幸さんに、暖乃ちゃんの印象を聞いた。
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暖乃ちゃんは「おちょやん」の序盤、“ちび千代ちゃん”ことヒロイン・千代の子供時代を演じ、大人顔負けの演技を披露。終盤に春子役で再登場すると、春子を見事に演じ分け、SNSでは「ののちゃんすごすぎ」「ちび千代ちゃんの演技はすごい」「同じ顔なのに違う子になっててすごいな」といった声が上がった。
春子については、八津さんも「『千代と全く同じではないな』と思いながら書いていました」といい、「口が達者という部分は(千代と)同じかなと思っていましたが、実際に春子を演じていらっしゃる暖乃ちゃんを見たとき、『暖乃ちゃんの演じる春子で間違いない』と感じました」と、暖乃ちゃんの演じ分けに驚いたという。
続けて「春子の性格や人柄は、千代と別れたあとの栗子(宮澤エマさん)の生き方や考え方が投影されているなと、暖乃ちゃんの演技を見て感じました。そういった背景まで描ききれていたかというと自信がない部分もありましたが、それがお芝居でちゃんと見えていたので、そこが暖乃ちゃんのすごさだと思いました。まだ9歳の女の子なのに、すごいですよね」と感心しきりだった。
また、冗談交じりで「僕はいつか、(松島寛治を演じた)前田旺志郎さんと暖乃ちゃんで、『まえだまいだ』というのをやってほしいなと期待しています(笑い)」と希望していた。
「おちょやん」は、上方女優の代名詞といえる存在で、「大阪のお母さん」として親しまれてきた女優の浪花千栄子さんの人生をモデルにしながらも、物語を大胆に再構築し、フィクションとして描く、103作目の朝ドラ。
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