武田真治:10年ぶり大河ドラマに「心震えています」 「青天を衝け」で勘定奉行・小栗忠順に

NHK大河ドラマ「青天を衝け」に出演する武田真治さん
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NHK大河ドラマ「青天を衝け」に出演する武田真治さん

 俳優の武田真治さんが、吉沢亮さん主演のNHK大河ドラマ「青天を衝(つ)け」に出演することが5月27日、分かった。武田さんがNHK大河ドラマに出演するのは、2011年の「江~姫たちの戦国~」以来、約10年ぶりで「10年ぶりの大河ドラマ参加に心震えています」とコメントを寄せている。

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 武田さんは、江戸幕府の勘定奉行・小栗忠順を演じる。自身の役どころについては「1860年には、地球を一周し、帰国後は多くの奉行を務め、江戸幕府の財政再建や、洋式軍隊の整備、横須賀製鉄所の建設など、幕府側から近代化政策を行い、渋沢栄一の人生に多大な影響を与えたと言われています」と説明。

 「徳川に仕えながら日本の未来のために尽力していた小栗と、当初攘夷(じょうい)討幕を唱えていた栄一の出会いが、どのようなものだったか、『日本経済の父』と呼ばれる栄一に与えた影響とは……。混沌(こんとん)とした幕末に思いをはせ、大切に演じさせていただきます」と話している。

 「青天を衝け」は、“日本資本主義の父”と称される渋沢栄一が主人公で、朝ドラ「風のハルカ」(2005年度後期)、「あさが来た」(2015年度後期)などの大森美香さんが脚本を担当。「緻密な計算」と「人への誠意」を武器に、近代日本のあるべき姿を追い続けた渋沢の生きざまを描く。

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