おかえりモネ:恒松祐里が語る“すーちゃん”との共通点 「陰と陽のバランス」が似ている?

NHK連続テレビ小説「おかえりモネ」で野村明日美役を演じる恒松祐里さん (C)NHK
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NHK連続テレビ小説「おかえりモネ」で野村明日美役を演じる恒松祐里さん (C)NHK

 清原果耶さん主演のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「おかえりモネ」(総合、月~土曜午前8時ほか)にヒロイン・百音(ももね、清原さん)の幼なじみ・野村明日美役で出演している恒松祐里さん。演じる役について、「考えているときは考えているところとか、私の性格と似ている部分があるなと感じました。陰と陽のバランスが私と似ている気がします」と語る恒松さんに話を聞いた。

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 恒松さん演じる明日美は、明るくチャキチャキした性格で、よくしゃべる。高校卒業後は仙台の大学に進み、学生生活を謳歌(おうか)している人物だ。「オーディションのときも明日美ちゃんの役を演じていて、この役をやりたいなと思っていました。すごく受かりそうな気がしていて(笑い)」と振り返る恒松さんは、「しゃべり方のテンポとか、テンションの上がり方」が似ていると思ったという。

 「自分でお芝居をやっていて気持ち良かったですし、明日美ちゃんの感覚とかつかみやすかったです。これは絶対に受かって、ずっとこの子の役でお芝居できたらすごく楽しいんだろうなと思っていました。オーディションもあまり緊張するというよりは、楽しみながらお芝居していました。だから受かったときはとてもうれしかったです」と話している。

 印象深いシーンについて聞くと、「亀島で吹奏楽のセッションをするシーンがすごい楽しかったなと思います」と明かす恒松さん。「達成感もあって、幼なじみや吹奏楽部の仲間も含めて全員で『頑張ったぞ』という気持ちになりましたね」としみじみ。「あとは、やっぱりモネと2人で布団に寝転がって本音を語り合うシーンは、お芝居的にもちゃんと繊細に演じようと思ったところでもあります。実際に、果耶ちゃんとの掛け合いなどはすごく心地良い空気感で演じられたので、注目して見てほしいシーンです」とアピールした。

 「おかえりモネ」は、「透明なゆりかご」(NHK、2018年)、「きのう何食べた?」(テレビ東京系、2019年)の脚本家・安達奈緒子さんによるオリジナル作品。宮城県気仙沼生まれのヒロインが、同県の登米(とめ)で青春を過ごす中で、気象予報士の資格を取り上京。民間の気象会社に就職し、天気予報にまつわるさまざまな経験を積み、そこで得た経験をもとに故郷に戻って、人々に貢献する物語だ。

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