広域警察:高橋克典主演人気シリーズ4年ぶり復活へ 大杉漣さん“後継”に勝村政信 大東駿介も

6月24日放送のドラマスペシャル「広域警察」に主演する高橋克典さん(左)と共演の勝村政信さん=テレビ朝日提供
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6月24日放送のドラマスペシャル「広域警察」に主演する高橋克典さん(左)と共演の勝村政信さん=テレビ朝日提供

 俳優の高橋克典さん主演の人気ドラマシリーズ「広域警察」(テレビ朝日系)の第10弾が、6月24日午後8時から放送されることが7日、分かった。ドラマが放送されるのは2017年9月以来、約4年ぶり。これまで広域捜査課長の高村順一郎を演じてきた故・大杉漣さんに代わり、今作では勝村政信さんが新たな広域捜査課長・内藤勝彦として登場する。勝村さんは大杉さんとプライベートでも仲が良かったことから、今回の出演が決定したという。

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 「広域警察」は、警視庁・広域捜査課に所属する刑事の東圭太(高橋さん)が、複数の県をまたいで発生した難事件に挑む物語。第10弾は山梨県、神奈川県の横浜、静岡県の熱海を舞台に展開する。山梨と横浜で起きた二つの殺人事件が交錯していく様や、関係者として浮上した熱海に住む人気作家たちの複雑な人間模様が描かれる。

 勝村さんのほか、大東駿介さんも新たに参加。東とバディーを組み、共に事件を追う広域捜査課の捜査員・伊達敏を演じる。広域捜査課の事務官・中西みどり役を小川菜摘さん、捜査員・大内孝太郎役を片岡信和さんが続投する。

 高橋さんは「今回頼もしい方々が入ってくれて、かなり強力なメンバーになって復活できたことは、とてもうれしく思います」と喜びのコメント。勝村さんについては「現代劇では約22年ぶりの共演になりますが、そんなことも感じもさせず、お芝居がとても安定されていてやっぱり安心感があります」、大東さんについては「ちょいちょいご一緒することはあっても、がっつり一緒にお芝居、というのはこれまでなかったんです。今作で一緒にバディーを組むことになりましたが、客観的に見て駿介君の捜査官としての姿がとても似合うと感じました」と印象を明かした。

 大杉さんの“後継”として出演する勝村さんは、「今回の出演が決まったとき、すぐに(大杉さんの)奥様に連絡したのですが、とても喜んでいただけて。漣君のお墓がうちの近所なので、ほぼ散歩コースになっていて、3、4日に1回はお墓参りをしているんですが、漣君にもすぐに報告をしました」と裏話を披露。「新しい僕らが入って、克典さんはじめ前から出演していらっしゃる皆さんと一緒になったときに、化学反応がどう出るのか、とても楽しみです」と期待を寄せた。

 一方、「実は僕は漣さんに憧れてこの仕事を志したんです」と話す大東さんは、「この仕事を始めて最初のお父さん役も漣さんでした。なので、ご縁もあってこの作品に参加させていただけたのは感慨深いです」と心境を告白。「今回この作品に参加してみて、積み重ねてきたチームワークをすごく感じた一方で、勝村さんと僕が新たに入ったら、その新しいものを受け入れてくださる姿勢もすごく感じられて。だからこそ新しいものができているなという実感もあったので、放送がとても楽しみです」と語った。

 矢田亜希子さん、西原亜希さん、松井玲奈さん、大鶴義丹さんの出演も発表された。矢田さんは人気作家の事務所社長で、事件の容疑をかけられる大多香苗、西原さんは香苗と二人三脚で歩む人気作家・新道真理、松井さんは内藤の妹で警察庁の事務官・内藤絵美、大鶴さんは広域捜査チームに敵意をむき出しにする横浜東警察署の刑事・根本祐作に扮(ふん)する。

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