白石麻衣:「乃木坂46」卒業後、連ドラ初出演 斎藤工主演ドラマで新聞記者役に初挑戦

7月23日スタートの連続ドラマ「漂着者」に出演する白石麻衣さん(左)と斎藤工さん=テレビ朝日提供
1 / 1
7月23日スタートの連続ドラマ「漂着者」に出演する白石麻衣さん(左)と斎藤工さん=テレビ朝日提供

 アイドルグループ「乃木坂46」の元メンバーの白石麻衣さんが、7月23日にスタートする斎藤工さんの主演連続ドラマ「漂着者」(テレビ朝日系、金曜午後11時15分)に出演することが6月16日、明らかになった。白石さんの連続ドラマ出演は、2020年の「乃木坂46」卒業後、初めて。斎藤さんとは今作が初共演で、初めて新聞記者役に挑戦する。

あなたにオススメ

 白石さんが演じる新聞記者の新谷詠美は、美しい外見とは裏腹に、刑事たちにも物おじせず直撃取材をこなし、警察の不祥事も暴いてきたやり手。斎藤さん扮(ふん)する正体不明の男「ヘミングウェイ」の謎を追ううちに、彼の不思議な能力に魅入られていくという役どころだ。

 「漂着者」は、人気ドラマ「あなたの番です」(日本テレビ系)や、斎藤さんが出演した「共演NG」(テレビ東京系)などを手掛けた秋元康さんが企画・原作を担当。とある地方の海岸に記憶を失った全裸の男が漂着。女子高生たちが、軽い気持ちでSNSに動画を投稿したことから、男は一躍時の人になる。発見時につぶやいた言葉からヘミングウェイと呼ばれるようになった男が、世間を騒がせる事件を次々と解決に導く予言めいた力を発揮し、“教祖”のように人々にあがめられていく様を描く。祭り上げられるのも、たたき落とされるのも一瞬というSNS時代の光と闇を織り交ぜたストーリーが展開する。

 ◇白石麻衣さんのコメント

 --出演が決まった時の感想と、初の新聞記者役で準備していることを教えてください。

 秋元康先生が企画・原作を担当なさるということで、先生がどんな世界観を描かれるのかすごく楽しみでしたし、お話をいただいた時もすごくうれしかったです。初めての新聞記者役なんですが、実は普段あまり新聞を手に取ることがないんです。でも、この役を演じるからには、実際に新聞を手に取ってしっかり読んでみようと思っています。

 --初共演の斎藤さんの印象や今回の共演で楽しみにしていることを教えてください。

 斎藤さんとは今回が「初めまして」なんですが、楽しく撮影ができたらいいなと思っております。さっきメークさんたちとお話しされているのが少し聞こえてきたんですが、斎藤さんはすごく健康に対する意識が高い方なのかなって(笑い)。個人的に、そういうお話も聞かせていただきたいなと思いました。

 --台本を読んで感じたヘミングウェイの印象をお聞かせください。

 やっぱり“謎多き男”という印象が強かったです。しかも記憶もなく、彼の周りでさまざまな事件が起きていく……。私が演じる詠美は、彼のもつ不思議な力に引かれていくんですが、その一方で何か怪しいとも感じているんですよね。「真相を暴きたい」という新聞記者としての思いも持っています。とはいえ、今の段階では、ヘミングウェイは、とにかく謎の多い人物だなという印象です。

 --撮影に向けての意気込みと、視聴者へのメッセージをお願いします。

 ヘミングウェイとは一体何者なのか……。それは私たちもまだ分からないんですが、見てくださる皆さんにハラハラとドキドキ、そしてワクワクをお届けできる作品になっていくと思いますので、楽しみにしていただけたらうれしいです。

 ◇斎藤工さんのコメント

 初めてご一緒させていただくんですが、白石さんは“白”というイメージが一番ふさわしい方だなという印象でした。でも、今回の役柄では、きっとこれまでに見たことのない白石さんが見られると思います。しかもそんな白石さんと一緒にお芝居ができるということで、とてもうれしいです。

 演じる僕たちもこの物語がどこに向かうのかが分からない中で、この作品に向き合っていくことになると思います。「今、秋元さんが何を見ているのか」ということを追求しながら、楽しく、そして僕らが“見たい”ものを作っていけたらと思っています。

テレビ 最新記事

MAiDiGiTV 動画