着飾る恋には理由があって:“火曜ドラマ”出演で感じた思い 川口春奈「自分でも見たことのない顔を…」 横浜流星「高い壁に挑戦」

連続ドラマ「着飾る恋には理由があって」に出演する女優の川口春奈さん(右)と俳優の横浜流星さん(C)TBS
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連続ドラマ「着飾る恋には理由があって」に出演する女優の川口春奈さん(右)と俳優の横浜流星さん(C)TBS

 女優の川口春奈さんと俳優の横浜流星さんが共演する火曜ドラマ「着飾る恋には理由があって」(TBS系、火曜午後10時)が、6月22日の放送で最終回を迎える。“ブランケットバックハグ”など胸キュンシーンが毎話登場し、視聴者をときめかせてきた今作。初の“火曜ドラマ”出演となった川口さんは、「自分でも見たことのない自分の引き出しを広げてもらった」と話し、横浜さんは「今までやってこなかった新たな役に挑戦できたということだけで、得るものが多かった」と手応えを語る。川口さんと横浜さんに撮影を通して感じたことや、最終回の見どころを聞いた。

 ◇“冷蔵庫キス”の裏側とは?

 ドラマは、価値観の異なる人々が一つ屋根の下で恋を繰り広げる“うちキュン”ラブストーリー。インテリアメーカーの広報として活躍する“着飾る女”真柴くるみ(川口さん)が、価値観の異なる人々と暮らしながら、恋をしたり、友情を深めたりする中で、よろいを脱ぎ捨て、自分らしく生きる姿を描く。横浜さんは、シンプルを追求する“ミニマリスト男”藤野駿を演じている。

 最終回の撮影の合間に、取材に応じてくれた川口さんと横浜さん。撮影現場は、最初からいい雰囲気だったといい、川口さんは「とくに(中村)アンちゃんと横浜君とは別の作品で会っていたり、『はじめまして』じゃない人が多かったので、誰にも何も気を使わずのびのびお芝居できる環境だった」と明かしながら、「まもなく(撮影が)終わるので率直に寂しい」とコメント。

 「あともう少しか、と考えると寂しいですね」と続けた横浜さんも、「すごく安心感のあるメンバーだったので、毎日撮影に行くのが楽しかった。楽しくのびのびと撮影できました」と話す。

 ドラマには、ブランケットで包み込んでバックハグする“ブランケットバックハグ”や、キッチンカーの窓から身を乗り出してのキスなど、さまざまなシチュエーションでの胸キュンシーンが登場した。

 第2話では、駿と真柴が自宅で花見をする中、「ポテサラなどを取りに行こう」と冷蔵庫の前に行く二人が描かれた。冷蔵庫の中のものを取ろうと、顔と顔が近づいた真柴と駿は、自然な成り行きでキスを。直後、二人は「あれ?」「し、した?」と慌てて……と展開し、SNSでは「何回も見ちゃう」「美しいキス」という声が上がるなど注目を集めた。

 この“冷蔵庫キス”の撮影前には段取りをたくさんしたといい、横浜さんは「どうやったら自然に(キスが)できるか? 見つめ合って(キスを)しようとしてするんじゃなくて、“吸い込まれていくように”する、というところは結構演出いただいて、大事にやっていました」と明かす。

 川口さんは、「『いやいやここで?』みたいに思う人もいると思う。そこに持っていくまでの、前段階の二人のやりとりの方が大事かな?」と考えたといい、「ちゃんとお互いをわかろうとする気持ちを作っておく方が大事だった」と話す。

 ◇川口春奈「自分の引き出しを広げてもらった」

 “火曜ドラマ”といえば、“胸キュン”が話題になることが多いTBSの人気枠。今回が初の火曜ドラマ出演となった川口さんは、「(胸キュンシーンなど)この枠の良さも残しつつ、“キュンキュン”だけじゃない深いところまで描いてくれるような脚本だったり、演出だったり。すごく感情的になれるお芝居をさせてもらえるのは、毎日刺激的だし、自分自身、自分でも見たことのない自分の引き出しを、キャスト、スタッフさんに広げてもらっている感覚です」と話す。

 例えば、第4話で描かれた、真柴が駿に「あの、ぎゅーしてもらってもいいですか?」とお願いするシーン。「(この場面では)真柴は劇的に可愛くなくてはならないし、駿に『抱きしめたい』という気持ちにさせないといけないから、『ここすごい大事だな』と思いながらやった」と振り返りながら、「オンエアで真柴の表情を見たときに、自分でも見たことないような顔をしていた」と話す。

 第1話では、真柴と一緒に桜を見に行く約束をしていた葉山(向井理さん)が姿を消してしまう中、駿がカレーを作ってくれ、「おいしい」と言って涙する真柴が描かれた。川口さんは、「カレーを食べているところは、悲しいしせつないけど、明日も仕事はあるし、投げ出せないし、でも頑張んないといけない。カレーのおいしさに涙が出て、いろいろな気持ちが入り交じったときにこういう顔するんだなと。客観的に見て、そういう気づきがありました」と振り返る。

 横浜さんは、「まじでよかった。鳥肌立ったもん」と振り返りながら、「駿を演じていたけど、自分の気持ちも出てきちゃったもん。すごくよかった」と明かす。

 ◇高い壁に挑戦… 横浜流星「悩んでいるのが結構楽しかった」

 毎回、塚原あゆ子監督からは、完パケ(完成したドラマ)と一緒に手紙ももらっていたという二人。横浜さんは、「『今回のベストカットは真柴に毛布をかけたとき』とか、丁寧に書いてくださるんです。すごくうれしいし、より頑張ろうとなる」と明かしながら、「元々(プロデューサーの)新井(順子)さんや、塚原さんのチームとやりたかったというのがあったんですけど、より大好きになった」と制作陣への思いを話す。

 2019年1月期に放送された「初めて恋をした日に読む話」(同局系)以来、約2年ぶりに同枠出演となった横浜さん。ピンクの髪がトレードマークの“ゆりゆり”こと由利匡平を演じたことをきっかけに人気・知名度が飛躍的に上がったこともあり、ドラマが始まる前には「間違いなく僕を大きくしてくれたこの火曜夜10時枠に、2年の月日を経て戻ってこられたことがうれしかったです」と話していた。

 今回演じた駿のような飛び抜けて明るい役は「挑戦的」とも話していたが、「最近1年間ぐらいクールな役が続いていて。飛び抜けて明るい役はあまりなくて。1話の台本を読んだときにすごく難しい役で、『これはすごく高い壁だな』と思ったんです」と振り返る。

 「すごく高い壁を作ってくれた制作陣には感謝していますし、役者って正解がないから、日々ずーっと駿のこと考えて、悩んでいるのが結構楽しかったりする」と明かしながら、「本当に勉強になった作品でしたので、その壁を乗り越えられたのかはわからないですけど、自分の中で『徐々に駿になっているな』という感じもしていったので、それはよかったなと」と手応えも語っていた。

 最後に、視聴者に向けて、川口さんは「それぞれが人生の岐路に立ったときにどういう判断をして、どういう道を選んでいくのかというのを、今までドラマを見てくださっている方に見守っていただける内容になっていると思う」と予告し、「恋愛のわくわく、キュンキュンだけではなく、人間の成長みたいなものも見ていただけたら」とアピール。横浜さんも、「とにかく見てほしいです! 見ていない人も見てほしい! それで皆さんが感じたことがすべてだと思うので、この作品を愛してくれたらうれしいな」と呼びかけていた。

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