特撮ドラマ「仮面ライダーセイバー」と「機界戦隊ゼンカイジャー」(共にテレビ朝日系)の映画「セイバー+ゼンカイジャー スーパーヒーロー戦記」(田崎竜太監督、公開中)の特別映像が8月1日、公開された。鈴木福さん扮(ふん)する少年時代の石ノ森章太郎の前からヒーローが次々と消えていき、ヒーローのいない“現実世界”を目の当たりにする姿が描かれている。
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映画に登場する“最強の敵”アスモデウスは、章太郎をたぶらかして、ヒーローを描かないように仕向けて、ヒーローを消滅させようとする。映像では、アスモデウスが、「ヒーローたちが消えちゃう!」と驚く章太郎の前に現れ、「物語の世界からお引き取り願おう」と言い放つシーンも映し出されている。
さらに、ヒーローのいない世界では、「仮面ライダーセイバー」の飛羽真(内藤秀一郎さん)もまた、自分が物語の登場人物だったことに気づき、苦悩する。章太郎と飛羽真は、それでも世界にはヒーローが必要であることを信じ、章太郎は「僕には僕にしか描けないヒーローを描く!」と立ち上がり、飛羽真は「それが君の闘いなんだ!」と答える。そして章太郎は、仮面ライダー1号とアカレンジャーのイラストを画用紙に描き、2大ヒーローが誕生する……。
また、本作のキャラクターポスターも併せて公開された。「時代が望む限り、ヒーローは必ず現れる!」というキャッチコピーと共に、セイバー、ゼンカイザー、さらにセイバーとゼンカイザーの“合体後”の姿が写し出されている。
「セイバー+ゼンカイジャー スーパーヒーロー戦記」は、今年4月に放送開始50周年を迎えた仮面ライダーシリーズと、現在放送中の「ゼンカイジャー」で45作を数えるスーパー戦隊シリーズのダブルアニバーサリー作。「ヒーロー誕生の秘密」に迫る内容で、セイバー、ゼンカイジャーをはじめ、歴代の仮面ライダーとスーパー戦隊がシリーズの垣根を超えて共闘する。
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