緊急取調室 シーズン4:第4話視聴率10.1% 3週ぶり放送で2桁台に回復 “死刑を望む女”高橋メアリージュン、キントリと対決

連続ドラマ「緊急取調室」第4話の一場面=テレビ朝日提供
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連続ドラマ「緊急取調室」第4話の一場面=テレビ朝日提供

 女優の天海祐希さん主演の連続ドラマ「緊急取調室」(テレビ朝日系、木曜午後9時)シーズン4の第4話が8月12日に放送され、平均視聴率(世帯)は10.1%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録。7月22日の第3話から3週間ぶりの放送で、2桁台に回復した。

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 ドラマは、井上由美子さんのオリジナル作。警視庁捜査1課「緊急事案対応取調班(通称・キントリ)」の真壁有希子(天海さん)たちが、数々の凶悪犯と心理戦を繰り広げる姿を描く。2014年にシーズン1が放送されて人気を博し、2017、2019年とシーズンを重ねるごとに話題を呼んでいる。

 第4話は、高橋メアリージュンさん、甲本雅裕さんらがゲスト出演。高橋さんは“死刑を望む女”橘頼子、甲本さんは“女(頼子)をかばう医師”折原政人をそれぞれ演じた。

 画期的な食品廃棄物リサイクルシステム「SY21」を開発し、注目を浴びている企業・スリー食品の工場でガス漏れが発生。同社の専務・三上聡(内村遥さん)を含む2人が死亡した。当初は事故と考えられていたが、防犯カメラ映像に、エンジニア・橘頼子が自ら開発に関わった「SY21」をわざと故障させ、ガスを発生させる姿が映っていたため、事件として扱われることに。事件当日は頼子が依願退職する日で、朝にはSNSに「もう終わったのね。さよなら」と、意味深な書き込みをしていたことも見つかり、キントリは頼子の取り調べを担うことになる。

 しかし、当の頼子はガス漏れ事件で重症となり、集中治療室に収容。しかも、病院に駆けつけた有希子に、頼子の主治医・折原政人は「治療が最優先」と、かたくなに事情聴取を許さない。管理官・梶山勝利(田中哲司さん)の奔走もあり、5分以内という厳しい条件ではあるものの、頼子を取り調べる許可を得たキントリ一同。だが、頼子は、自分が「SY21」を故障させたことは認めるが、動機や事の詳細は話すことを拒否。ひたすら「死刑にしてください」と懇願する……という展開だった。

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