おかえりモネ:高岡早紀語る “理想の上司”高村は莉子の一番の理解者 朝岡とは「距離が近いのか遠いのか…」

NHK連続テレビ小説「おかえりモネ」で高村沙都子を演じる高岡早紀さん(右) (C)NHK
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NHK連続テレビ小説「おかえりモネ」で高村沙都子を演じる高岡早紀さん(右) (C)NHK

 清原果耶さん主演のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「おかえりモネ」(総合、月~土曜午前8時ほか)。第17週「わたしたちに出来ること」(9月6~10日)では、過去にキャスターを降ろされた経験がある高村沙都子(高岡早紀さん)が、同じくキャスター降板の危機に悔しさを見せる莉子(今田美桜さん)に厳しくも頼もしい言葉を投げかけ、視聴者から「理想の上司」といった声が上がっていた。

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 高村役の高岡さんは、「神野さんは一見華やかですが、彼女の役って面白くて、頑張って大人になろうと表面的な部分を整えている一方で、心の奥底では強い野心を持っています。外見ではなく実力で勝負したいジレンマを抱えている彼女を一番理解してあげられるのは高村さん」とし、「『それはそれ!』と割り切って自信を持てるようになるには、キャリアも時間も必要ですよね。自分も通ってきた道だからこそ、高村さんは神野さんを応援していると思います」と役の気持ちを代弁した。

 高村と、朝岡(西島秀俊さん)や沢渡(玉置玲央さん)と交わす大人の会話も魅力的で、高岡さんは「朝岡さんとの関係性も、絶妙で面白いですよね。距離が近いのか遠いのか……、不思議な関係だけど、あの2人の会話は大人の会話だなあと思います。お互い認め合って、同じ時代を戦ってきた同志だからこそ、会話に遊びがあったりするんでしょうね。西島さんとのシーンは楽しくもあり、安心して挑めます」と明かし、「沢渡さんも、また同志ですよね。朝岡さんとは別の立場で意見を言い合える2人の間にも絶対的な信頼感があるなと思います」と印象を語った。

 「おかえりモネ」は、「透明なゆりかご」(NHK、2018年)、「きのう何食べた?」(テレビ東京系、2019年)の脚本家・安達奈緒子さんによるオリジナル作品。宮城県気仙沼生まれのヒロインが、同県の登米(とめ)で青春を過ごす中で、気象予報士の資格を取り上京。民間の気象会社に就職し、天気予報にまつわるさまざまな経験を積み、そこで得た経験をもとに故郷に戻って、人々に貢献する物語だ。

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