日本沈没:杏がスクープ狙う週刊誌記者に “天海”小栗旬に疑いの目

連続ドラマ「日本沈没-希望のひと-」で杏さん演じる椎名実梨(C)TBS
1 / 1
連続ドラマ「日本沈没-希望のひと-」で杏さん演じる椎名実梨(C)TBS

 俳優の小栗旬さん主演で、10月10日からTBS系の「日曜劇場」(日曜午後9時)で放送される連続ドラマ「日本沈没-希望のひと-」。1973年に刊行された小松左京さんのSF小説「日本沈没」を大きくアレンジし、2023年の東京を舞台にストーリーが展開する。スタートまであと6日。ここでは、さん演じる椎名実梨(みのり)を紹介する。

ウナギノボリ

 ◇週刊誌の女性記者 小栗演じる天海に疑いの目を向けるが…?

 椎名実梨は、週刊誌「サンデー毎朝」の女性記者。かつては毎朝新聞の政治部記者だったが、正義感ゆえの攻撃的な取材姿勢や、恣意(しい)的な批判主張が目立つとの理由で、系列週刊誌に異動させられた。新聞記者に戻るために大きなスクープをあげるべく、環境省の腐敗を暴こうと必死に取材を続けている中で天海(小栗さん)と出会う。最初は天海に疑いの目を向けるも、徐々に信頼関係を築いていく。

 杏さんと小栗さんが共演するのは初めて。 

 ◇第1話のあらすじ

 ドラマは、小栗さん演じる主人公・天海啓示を含むオリジナルキャラクターたちが、沈没という目に見えない危機が迫る中、「見いだしていく希望」をテーマに描く。

 第1話では、2023年、東京。東山総理(仲村トオルさん)は、世界環境会議で地球物理学の権威である世良教授(國村隼さん)のもと、「COMS<コムス>」のさらなる推進を高らかに表明した。

 また、官房長官の長沼周也(杉本哲太さん)が、東山が“未来の日本”を見据えて各省庁の優秀な若手官僚たちを集めた「日本未来推進会議」を発足すると発表。環境省の天海啓示(小栗さん)、経産省の常盤紘一(松山ケンイチさん)もそのメンバーに選ばれていた。

 目的達成のために強引な手段もいとわない天海は、自身の提案を通したいがため、東山総理にすり寄り、同時に総理の抵抗勢力である政界のドン・里城副総理(石橋蓮司さん)をも懐柔しようとする。さらに、両者に顔が利く「生島自動車」会長兼経団連会長の生島誠(風間杜夫さん)を同期の常盤に紹介してもらい、近づいていく。

 そんな折、ネットに関東沈没へ警鐘を鳴らす田所雄介(香川照之さん)の記事が載る。この記事が原因で、一部の団体がデモを起こし、天海は事態収束のために田所と対面する。しかし、田所は天海の話に一切耳を傾けず、「近い将来、伊豆沖で島が沈没する。その島の沈没は、私が恐れてきた関東沈没の前兆になる」という不気味な予言を放ち、天海は翻弄される。

 そんな矢先、週刊誌・サンデー毎朝記者の椎名実梨(杏さん)に「Dプランズ」という環境ビジネスで稼ぐ企業と環境省のあらぬ癒着疑惑を突きつけられる。一抹の不安を感じながら、常盤と共に趣味のスキューバダイビングに出かけた天海は、そこで衝撃的な出来事に遭遇し……。

テレビ 最新記事