モデルで女優の中村アンさんが、2022年1月期にTBSの「日曜劇場」(日曜午後9時)枠で放送される連続ドラマ「DCU」に出演することが分かった。同枠で現在放送中の「日本沈没-希望のひと-」に出演している中村さんは、2期連続の日曜劇場出演。また、中村さんは同枠で放送された「グランメゾン東京」(2019年)、「危険なビーナス」(2020年)にも出演しており、4年連続の日曜劇場出演にもなる。
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ドラマは、TBSが海外の大手制作会社であるケシェット・インターナショナル、ファセット4メディアと共同制作するオリジナル作。阿部寛さんの主演で、水中で起こった事件や事故の捜査に特化した架空の組織「DCU(潜水特殊捜査隊)」を描く。中村さんは「DCU」のダイバー・成合隆子(なりあい・たかこ)を演じる。
隆子は、努力に努力を重ねて海上保安庁初の女性潜水士になった苦労人。純粋かつ前向きな性格で、チームに落ち込んでいる者がいれば相談に乗って元気づけてくれる存在として、主人公のDCUの隊長・新名正義(阿部さん)をはじめ、DCUメンバーたちの絶対的信頼を得ている。
中村さんはダイバー役を演じるにあたり、ダイビングのライセンスを取得した。さらに、実際には存在しない女性の潜水士を具現化するため、普段以上に体を絞って撮影に参加したという。
中村さんは「今回、海上保安庁初の女性潜水士という、実際には存在しない役柄ではありますが、演じさせていただけることうれしく光栄に思います。クランクインを心待ちにしながら、夏ごろに『DCU』メンバーと海に潜りライセンスを取得しました。海の中はとても美しく、同時にとても緊張感のあるところです。水中の捜査に携わること、そしてチームとしての役割を理解し、阿部さん率いるDCUの一員として自分の任務をしっかりと果たせるよう頑張ります」とコメントを寄せた。
伊與田英徳プロデューサーは「今回、海上保安庁の女性ダイバーという、実際にはいらっしゃらない方の役柄ができた時、中村アンさんの顔しか浮かびませんでした。クランクイン前のダイビングの練習も、男性に負けないくらいいい形で進んでいました」といい、「もしかしたら、このドラマの中村アンさんを見て、本当に海上保安庁に女性潜水士が生まれたらどんなにステキだろう、なんて思ったりしています。今回も、中村アンさんのスマートでありながらも、体当たりで演じられるお芝居、とても楽しみに」と語った。
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