「おかえりモネ」振り返り:りょーちん&新次が“船出”「時計が動き出した」 来週までの“宿題”は菅波の「19:5」

NHK連続テレビ小説「おかえりモネ」第23週の一場面 (C)NHK
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NHK連続テレビ小説「おかえりモネ」第23週の一場面 (C)NHK

 清原果耶さん主演のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「おかえりモネ」(総合、月~土曜午前8時ほか)。第23週「大人たちの決着」(10月18~22日)では、亮(永瀬廉さん)と新次(浅野忠信さん)が気持ちを伝え合って“前進”を見せたほか、ついに美波(坂井真紀さん)の死亡届に判が捺(お)されることになり、SNSでは「時計が動き出した」「新たな“船出”」と話題になった。菅波(坂口健太郎さん)が「19:5」という謎の数字を残した同週を視聴者の声と共に振り返る。

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 10月19日放送の第112回では、新次は、亮が嵐に見舞われた際、「亮を連れてかねぇでくれ」と美波に祈っていたことを告白。「美波が“向こう”にいるって、そう思ってるから、美波に祈ってたんだよ」と明かし、SNSには「向こうにいるって思ってるから祈った。それに気がついたんだ」「9年。新次さんにとっては必要な時間だった」「新次さんの思いに涙」「やっと時間をかけて新次さんの時計も動き出したね。本当によかった」といった意見が書き込まれた。

 嵐の日にはただただ祈り続けたという新次の姿については、「強い愛情、絆を感じました」「愛情の深さに涙腺崩壊」「新次さんの祈りに涙」「あの港でのあの瞬間の、新次さんの思いは計り知れないよ」「祈りの話あたりからボロ泣きだわ…」といった声が上がった。

 嵐の日の“祈り”を告白する新次を、亮はずっと横で見守っていた。亮のせりふはほとんどなかったが、約5分間にわたって披露した永瀬さんの表情の演技に注目が集まり、「せりふはめっちゃ少しなのに表情の演技がすごすぎて…」「父への気持ちも、母への思いも、全て伝わるあの表情」「物言わぬ静かな演技から、その優しさと、儚(はかな)さと、美しさが最も感じられた」と話題になった。

 20日放送の第113回では、亮は、船に一緒に乗ってくれないかと新次に尋ねるが、断られてしまう。「それでも俺はおやじに船、乗ってほしい」と涙ながらに願いを伝える亮に対して、「りょーちんの全力の訴えに涙」「りょーちんの魂の叫び」「りょーちんも真の意味で大人になった」「たくさん涙を流した分、たくさん幸せになれー」といった声が集まった。

 同回では新次は、美波が好きだった「かもめはかもめ」の一節を口ずさんだ後、「ありがと、さよなら」と言って、ついに死亡届に捺印(なついん)。「かもめはかもめを口ずさむ姿に鳥肌」「神回という言葉を使うのもおこがましいほどすさまじい回」「新次さんとりょーちんの新たな“船出”だね」「かもめはかもめを新次さんの口から聞く日がくるとは」と視聴者を感動させた。

 22日放送の第115回では、菅波がようやく登場。百音と亮が話している姿を見た菅波は、「19:5か…」と謎の数字をつぶやき、「久々の菅波先生、素晴らしくわけわからん」「最終回に向けての何かの謎解きですか?」「難しい宿題を視聴者に出題しましたな! 来週が最終週なのにー」「これは菅波検定ですか?」と視聴者を困惑させた。

 同回では、亮と菅波の“コラボ”も実現。ラジオに出演中の百音に向かって、2人が手を振る姿が描かれ、「りょーちんと菅波先生に、にこやかに手を振られたい人生でした」「りょーちんと菅波先生のファンサきたー!」「2人に見つめられるモネちゃん。ちょっと1回その席替わってもらっていいですか?」と百音をうらやむ声が上がった。

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