山口紗弥加:「シジュウカラ」実写ドラマ化で主演 18歳年下と“不倫純愛”

2022年1月スタートの連続ドラマ「シジュウカラ」に主演する山口紗弥加さん(C)「シジュウカラ」製作委員会
1 / 2
2022年1月スタートの連続ドラマ「シジュウカラ」に主演する山口紗弥加さん(C)「シジュウカラ」製作委員会

 女優の山口紗弥加さんが、2022年1月スタートの連続ドラマ「シジュウカラ」(テレビ東京ほか、金曜深夜0時12分)に主演することが10月25日、分かった。マンガ誌「JOUR」(双葉社)で連載中の坂井恵理さんの同名マンガの実写ドラマ化で、40歳の売れないマンガ家が恋と仕事、同時に「セカンドチャンス」を手にする物語。山口さんは、18歳年下のアシスタントと出会い、不倫ながらも純愛を育んでいくマンガ家の主人公・綿貫忍を演じる。映画「私をくいとめて」「勝手にふるえてろ」などの大九明子監督がメガホンをとる。

ウナギノボリ

 自作のマンガが日の目を見ず、結婚15年目の夫と中学生の息子との暮らしも、どこか満足できない日々を送っていた忍。そんな中、10年以上前に描いた作品が知らないうちに電子書籍で大ヒット。新作の制作を勧められ、不安を抱きつつも挑戦することに。そこでアシスタントを募集したところ、応募してきたのは橘千秋という22歳の美しい青年だった。次第に千秋に心引かれ、忍は自分自身の人生観と向き合うことになり……というストーリー。

 山口さんは、演じる忍について「その名の通り言葉をのみ込み耐え忍び、年齢的に少しずついろいろなことを諦めながらも、毎日を懸命に、穏やかに過ごそうとする女性です」と説明し、「若くはなくとも気力・体力ともに充実した40代で不意に訪れた“人生のセカンドチャンス”に戸惑い、喜び、悩みながら、結局は現実的な選択をしてしまう主人公には共感する部分が多くあります。だからこそ、原作キャラクターを追いすぎず、私自身のリアリティーで演じたい。そう思っています」と意気込みをコメント。

 「『ある属性からの、自立』私はこの作品をこのように捉えています。もしかしたら、描かれることの大半が拒絶されるかもしれません。それでも挑戦したいと思うのは、この作品が、どこかの誰かの“突破口”になればと願うから。そしてそれは、私自身かもしれないからです。この作品が、一人でも多くの方に届きますように」と期待を寄せている。

写真を見る全 2 枚

テレビ 最新記事