青天を衝け:栄一の次女・琴子役 池田朱那が登場 CMで“令和の野球女子”として注目、「いだてん」に続く大河

大河ドラマ「青天を衝け」で阪谷琴子を演じる池田朱那さん (C)NHK
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大河ドラマ「青天を衝け」で阪谷琴子を演じる池田朱那さん (C)NHK

 吉沢亮さん主演のNHK大河ドラマ「青天を衝(つ)け」(総合、日曜午後8時ほか)第38回「栄一の嫡男」が12月5日に放送される。同回から、女優の池田朱那さんが、主人公・栄一(吉沢さん)の娘・阪谷琴子役で登場する。

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 琴子は栄一の次女で、しっかり者の姉・歌子(小野莉奈さん)と奔放な弟・篤二(泉澤祐希さん)の間で育つ。12歳のときに突然、母・千代(橋本愛さん)を亡くした。明治21(1888)年、父同士のつながりもあった阪谷芳郎(内野謙太さん)と結婚。家庭教育を大事にした芳郎の思いに応え、愛情深く子供たちを育てた。

 池田さんは2001年10月31日生まれ、群馬県出身の20歳。ゲームアプリ「八月のシンデレラナイン」(アカツキ)のCM「全力少女」シリーズで「令和の野球女子」として注目を集集め、連続ドラマ「ここは今から倫理です。」(NHK、2021年)や「八月は夜のバッティングセンターで。」(テレビ東京、同)などに出演。大河ドラマは「いだてん~東京オリムピック噺(ばなし)~」(2019年)に続き、2度目となる。

 池田さんは出演発表の際、「私自身『青天を衝け』を見させていただき、渋沢栄一という人物が、どれだけ大きな愛情に満ちあふれ、どれだけ才能に恵まれ、どれだけ偉大なことを成し遂げた方なのかということを初めて知りました。素晴らしい作品に出演させていただけたこと、素晴らしいお父様と家族になれたことをとても光栄に思っております。最終話までもう少しです。最後まで、よろしくお願いいたします」とコメントしていた。

 「青天を衝け」は、“日本資本主義の父”と称される渋沢栄一が主人公で、連続テレビ小説(朝ドラ)「風のハルカ」(2005年度後期)、「あさが来た」(2015年度後期)などの大森美香さんが脚本を担当。「緻密な計算」と「人への誠意」を武器に、近代日本のあるべき姿を追い続けた渋沢の生きざまを描く。

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