板垣瑞生:“恋人役”乃木坂46与田祐希との出会いに感謝 直感的に「良かった」

Paraviオリジナルストーリー「最愛のひと~The other side of 日本沈没~」に出演中の板垣瑞生さん
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Paraviオリジナルストーリー「最愛のひと~The other side of 日本沈没~」に出演中の板垣瑞生さん

 小栗旬さん主演の連続ドラマ「日本沈没―希望のひと―」(TBS系、日曜午後9時)のオリジナルストーリー「最愛のひと~The other side of 日本沈没~」(Paravi)に、アイドルグループ「乃木坂46」の与田祐希さんとダブル主演を務めている板垣瑞生さん。「直感的なことなのですが、与田さんが愛ちゃんで本当に良かったなって思いました」と語る板垣さんに、作品への思いや与田さんとの共演について聞いた。

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 ◇コロナ禍とシンクロして感じた「日本沈没」の思い

 Paraviオリジナルストーリー「最愛のひと~The other side of 日本沈没~」は、運命的に出会い恋に落ちた男女が、日本に迫る未曽有の危機の中で困難に立ち向かい、愛を貫く姿を描く“究極のラブストーリー”。与田さんは、ドラマ本編で主人公・天海啓示(小栗さん)らが通う居酒屋の看板娘・山田愛役で出演。板垣さんは愛と運命的な出会いを果たす蒔田奇跡(まきた・きせき)を演じている。動画配信サービス「Paravi」で独占配信中。

 今作について板垣さんは「未曽有の自然災害が起こる世界観と、コロナ禍の現実世界がすごくシンクロして感じられて。絶望的な状況の中でも、みんな一生懸命前を向いて生きていく姿とかがすごくステキに思いましたし、実際にしんどい思いをしている方に、少しでも何か前向きな気持ちを届けられることができればいいなって思いました」と話す。

 役の“奇跡”という名前も前向きな言葉だが、「すごく良い名前だなって思いました。大変な現実の中ではイメージすることの難しい言葉かもしれないですが、だからこそ必要な希望の持てる言葉ではあると思うのですてきな名前だな、と思いました」と語った。

 ◇「“与田さんが演じる愛ちゃん"だったからこそ」

 ドラマ本編でも、その明るいキャラクターで視聴者の「癒やし」となっている愛と、奇跡の恋模様が、SNSで「可愛い」「ハラハラ」などと反響を呼ぶなど話題の今作。恋人役の与田さんとは同い年で、「ずっと等身大でいられた感じ」だったという板垣さんは「与田さんとの撮影はすごく楽しかったです!」と振り返る。「初日の撮影だったかな……『どんな食べ物好きなんですか?』ってお話ししていたんです。そうしたら朝の9時とかなのに、『馬刺し食べてきました!』っていうから、すごく面白い方だなって思いました」と笑顔を見せる。

 だが、それは単なる面白話でないようで、「次の日、与田さんが『ごめんなさい、板垣さん。ネットで調べさせていただいたのですが、乗馬が趣味だと聞いて……』って本気で謝ってきたんです。すごく優しい方だな、すてきな方だなって思いましたし、そんな優しさがすごく愛ちゃんに似ているなって感じました」と振り返る。そして、「自分が奇跡を演じるにおいて、与田さんが愛ちゃんですごく良かったです」と言う。

 「直感的なことで、言葉ではなかなか言い表せないのですが、“与田さんだったからこそ”っていうものをすごく感じさせてくれたんです。(今後の展開で)月日がたった後の2人も描かれるのですが、奇跡があそこまで変われたのは、“与田さんが演じる愛ちゃん”だったからこそだと思います。愛ちゃんと与田さんの天真らんまんさに影響されたらそうなるかなって、奇跡の変化にまったく違和感がなくて……。与田さんが愛ちゃんだったから、奇跡を最後まで貫けました」

 与田さんと出会い、「実際に自身も(考え方とか)変わったなって思います」と感謝する板垣さん。「ぜひまた共演したいですね」と話す。「今度また一緒になるなら、コメディーとかやってみたいですね(笑い)。『東京03』さんと一緒にコメディーをやっているってお話も聞きましたし、本当に面白くて、良い方なので!」と笑っていた。

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