海に眠るダイヤモンド
最終話後編(10話)記憶は眠る
12月22日(日)放送分
俳優の小栗旬さんが北条義時役で主演を務める2022年のNHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」(総合、日曜午後8時ほか)が1月9日にスタートする。脚本は、2004年の「新選組!」、2016年の「真田丸」に続き3度目の大河ドラマ執筆となる三谷幸喜さんで、野心とは無縁だった若者が、いかにして武家の頂点に上り詰めたのかを描く、予測不能のエンターテインメント作。大河ドラマに出演するのは14回目という西田敏行さんが、今作では後白河法皇に扮(ふん)する。
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西田敏行“後白河法皇”についてドラマの公式ツイッターは、「源平を翻弄(ほんろう)する中世日本最大のトリックスター。強大な権威と政治力を使い、武士たちと渡り合う。文化芸術の才能も豊かな型破りな巨星」と紹介。
西田さんは昨年の出演発表の際、「オファーがあってから、後白河法皇という人物に興味が湧いてきました。私なりのアタックの仕方で、一般的な後白河法皇とはイメージが違うかもしれないけど、『俺が演じた後白河法皇が真実だ』というくらいリアリティーをもって演じたい」と意気込み、「三谷さん流のアイデアと独特のユーモアセンス、歴史観、人生観が相まった脚本になってくると思います。役者としてフィールドを広げ、堂々と受けて立ちたい」とも語っていた。
1月9日放送の第1回は15分拡大版で、副題は「大いなる小競り合い」。1175年、平清盛(松平健さん)が大権力者として君臨していた日本。伊豆の地では、北条義時(小栗さん)が兄・宗時(片岡愛之助さん)、姉・政子(小池栄子さん)らとのんびり暮らしていた。しかし、流罪人・源頼朝(大泉洋さん)が義時の幼なじみ八重(新垣結衣さん)と恋仲になり、男児が生まれたことで状況は一変。清盛から頼朝の監視を任されていた八重の父・伊東祐親(浅野和之さん)は激怒する。頼朝が姿をくらます中、北条家にも捜索命令が下り……。
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