上白石萌音さん、深津絵里さん、川栄李奈さんが主演するNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「カムカムエヴリバディ」(総合、月~土曜午前8時ほか)で“ジョー”こと大月錠一郎役を好演中のオダギリジョーさん。ジョーはトランペットの腕前こそ一流だが、どこか抜けていて、心根の優しい青年として描かれている。「僕は俳優として少しひねくれたタイプだと自覚していますが、あまり分かりやすい表現をしたくないタイプなんです(苦笑い)。なのでNHKだから、朝ドラだからと言って、丁寧で分かりやすい芝居をするのではなく、いつも通りの表現を心がけました」と明かすオダギリさんが撮影裏を語った。
「カムカムエヴリバディ」は、朝ドラ史上初の3人のヒロインが織りなす100年のファミリーストーリーで、昭和、平成、令和の時代に、ラジオ英語講座と共に歩んだ祖母、母、娘の3世代親子を描く。上白石さんは祖母の安子役、深津さんは母のるい役、川栄さんは娘のひなた役として、バトンをつなぐ。
オダギリさんは朝ドラ初出演。演じる錠一郎は、岡山から大阪に出てきたるいと出会い、その運命を動かしていく人物で、るいと錠一郎の愛らしくてほほ笑ましいやりとりに“ほっこり”する視聴者も多いとか。
オダギリさんは「例えば、自分が演じるジョーは最初20代なんです。40代の自分が説明的に20代を演じようとするよりも、何歳であろうと人間が持つ感情や感覚的な部分を表現することを重視していました」と話している。
トランペッッター役としては、「ジョーにとって何よりも大切なトランペットがうそにならないように、とにかく練習を続けました。1日に6時間を超える日もありましたが、そうした時間の積み重ねが体に染み込み、芝居に影響していくものなので、妥協のない形でトランペットに向き合いました。準備さえできていれば、あとは現場で『なるようになるだろう』という感覚で挑みました」と振り返った。
また、るい役の深津さんについては、「現場での深津さんはとにかく集中されていて、気軽に話しかけることはできない雰囲気があります」と打ち明ける。
「それは他者を威圧するものではなく、心地よい緊張感ですね。同時に、共演者もスタッフも深津さんに対して100%の安心感を持っていますし、深津さんを中心に『カムカムエヴリバディ』が転がっているのを強く感じます。スタッフもみんな愛情深く、温かい良いチームなんです」と現場の雰囲気を伝え、「大阪の情がにじみ出ている愛すべきチームです。これだけ仲良く、家族のような関係が作れているというのは、朝ドラのチームだからなのかなっていう気はしていますね」と語った。
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