海に眠るダイヤモンド
最終話後編(10話)記憶は眠る
12月22日(日)放送分
上白石萌音さん、深津絵里さん、川栄李奈さんが主演するNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「カムカムエヴリバディ」(総合、月~土曜午前8時ほか)の第50回が1月12日に放送。るい(深津さん)と錠一郎(オダギリジョーさん)が、子どもたちから「アベック! アベック!」とはやし立てられる場面があり、ツイッターでは「アベック」がトレンド入りするなど盛り上がりを見せた。
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第50回では、るいは錠一郎との関係が深まるにつれ、自分の心が惹(ひ)かれていくのを恐れていた。そんなとき、東京の音楽プロダクション主催で関西一のジャズトランぺッターを決めるコンテストが開かれるというニュースが飛び込んでくる。メジャーになるチャンスだと喜ぶトミー(早乙女太一さん)だったが、錠一郎が参加しないと聞き、激怒する……。
錠一郎は散歩中、るいが子どもたちと野球に興ずる姿を見かける。錠一郎の姿を見つけたるいが近寄ってきて、2人が何気ない会話をしていると、ある少年が2人に「なあなあ、お兄ちゃんとお姉ちゃんアベックなん?」と聞いてくる。るいは「違うよ、お友達」と答えるが、子どもたちは「えー! アベック! アベック!」とはやし立て、るいは照れ笑いを浮かべながら「こらー! もう! 真面目に野球やりなさい」と子どもたちに注意する。
「アベック」は、「一組の男女」を意味する和製フランス語で、戦後特に流行。今で言う「カップル」を指す言葉だが、SNSでは「久しぶりに聞いた『アベック』!」「アベックなんて今の若い子たちわからんだろ」「子どもらナイスアシスト」「アベックがずっとトレンド入りしてて笑えるww」といった反響があった。
「カムカムエヴリバディ」は、朝ドラ史上初の3人のヒロインが織りなす100年のファミリーストーリーで、昭和、平成、令和の時代に、ラジオ英語講座と共に歩んだ祖母、母、娘の3世代親子を描く。上白石さんは祖母の安子役、深津さんは母のるい役、川栄さんは娘のひなた役として、バトンをつなぐ。
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