金田一少年の事件簿:8年ぶりの連ドラ放送へ なにわ男子・道枝が5代目金田一に 「ジャニーズ事務所に入るきっかけ」夢かなう

4月期の連続ドラマ「金田一少年の事件簿」で金田一役で主演する「なにわ男子」の道枝駿佑さん=日本テレビ提供
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4月期の連続ドラマ「金田一少年の事件簿」で金田一役で主演する「なにわ男子」の道枝駿佑さん=日本テレビ提供

 人気ミステリードラマ「金田一少年の事件簿」(日本テレビ系)が、2014年7月期以来、8年ぶりに同局の連続ドラマとして復活することが1月17日、明らかになった。タイトルは「金田一少年の事件簿」で、人気グループ「なにわ男子」の道枝駿佑さんが、5代目金田一一(きんだいち・はじめ)として主演を務める。2022年4月期の同局の「日曜ドラマ」として、毎週日曜午後10時半に放送される。

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 ドラマは、天樹征丸さん原作、さとうふみやさん作画のマンガ「金田一少年の事件簿」シリーズが原作。名探偵・金田一耕助を祖父に持つ高校生の一が、祖父譲りの推理力で難事件を解決していく姿を描く。マンガ誌「週刊少年マガジン」(講談社)で1992年に連載開始した原作は、今年でシリーズ開始30周年で、現在はマンガ誌「イブニング」(同)に「金田一少年の事件簿 30th」を連載中。これまでアニメ化、ドラマ化されており、ドラマでは堂本剛さん(1995、96年)、松本潤さん(2001年)、亀梨和也さん(2005年)、山田涼介さん(2013、14年)が一を演じてきた。

 ジャニーズ事務所の先輩から大役を引き継ぐ道枝さんは「初めてお話を聞いたときは、号泣してしまいました。12歳の時に、テレビで見た4代目『金田一』の山田涼介くんに憧れて、自分で履歴書を書いてジャニーズ事務所に送りました。『金田一』は、僕がジャニーズ事務所に入るきっかけとなった作品ですし、事務所に入ってからもずっとやりたいと言い続けてきた思い入れの強い作品なので、今回7年越しの目標がかなって、すごくうれしいです」と大喜び。「歴史ある作品なので、先輩方のバトンをしっかりと受け継いで、悔いのないよう演じ抜きたいと思っています」と決意を語っている。

 そして、「先輩方のまねをするのではなく、自分らしく、自分にしかできない『金田一』を見つけたいと思っています。どんな『金田一』になるのかは、まだ自分でも想像がつかない部分もあるのですが、スタッフの皆さんとも話し合いながら、これからたくさん考えて、自分らしい『金田一』を作り上げていけたらいいなと思っています」と意気込んでいる。

 日本テレビの櫨山(はぜやま)裕子プロデューサーは「今回の一役は、2017年のドラマ『母になる』で初めて出会ったときには、14歳だった道枝駿佑くん。当時、彼から山田版金田一を見てこの世界に飛び込んだことを聞いて驚きましたが、あえてプロデューサーを務めていたのが自分だとは言わずにおりました。その彼を今回5代目金田一に迎え、また新たにこの作品をドラマ化することに、不思議な縁を感じています」とコメント。

 さらに、「今回の金田一は“日本のホラーミステリー”の原点に返り、“怖いけど目が離せない”世界を視聴者の皆さんにお届けしたいと思います。美しくもあやしい日本的映像美とあっと驚く斬新なトリックの数々、そしてそれを暴く高校生探偵の鮮やかな天才ぶりをドキドキ感満載で楽しんでいただきます」と呼びかけている。

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