カムカムエヴリバディ:錠一郎が滂沱の涙 “モモケン”にまさかの事態 息子・団五郎の「けったい侍の活躍気になる」の声

NHK連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」で桃山剣之介を演じた尾上菊之助さん(C)NHK
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NHK連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」で桃山剣之介を演じた尾上菊之助さん(C)NHK

 女優の上白石萌音さん、深津絵里さん、川栄李奈さんが主演するNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「カムカムエヴリバディ」(総合、月~土曜午前8時ほか)の第61回が1月27日に放送。日本映画界を率いる銀幕の大スター、“モモケン”こと桃山剣之介(尾上菊之助さん)の身に、まさかの事態が起こった。

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 京都で暮らし始めたるい(深津さん)は、錠一郎(オダギリジョーさん)と回転焼き屋をオープンさせる。しかし近所からの評判は芳しくなく、全く売れない。様子を見に来た一子(市川実日子さん)は、あんこの味には自信があるというるいの言葉に、試食をしようとした瞬間、近所で酒屋を営む森岡が「大変だ!」と飛び込んでくる……という展開。

 錠一郎は、荒物屋の前で、テレビから流れる「映画『棗黍之丞(なつめ・きびのじょう)』シリーズでおなじみの俳優・桃山剣之介さんが、今朝緊急入院しました」というニュースに聞き耳を立てる。その後、モモケン訃報が伝えられると、錠一郎は滂沱(ぼうだ)の涙を流し、「黍之丞が散りました」とその死を惜しんだ。

 終盤には、モモケンの息子である桃山団五郎(菊之助さん、二役)の出演番組「けったい侍珍道中」も流れ、団五郎が「コンコンチキチン、コンチキチン」と踊るシーンでこの回のエンディングを迎えた。

 SNSでは「桃山剣之介、テレ死」「モモケン亡くなったん!?」「モモケンがまさか亡くなると思いませんでした」とモモケンの死をいたむ声があったほか、「息子のけったい侍の活躍が気になります」「黍之丞役、桃山剣之介の息子で『きびだんご』?」「最後の『コンコンチキチン、コンチキチン♪♪』にワロタ」など注目された。

 「カムカムエヴリバディ」は、朝ドラ史上初の3人のヒロインが織りなす100年のファミリーストーリーで、昭和、平成、令和の時代に、ラジオ英語講座と共に歩んだ祖母、母、娘の3世代親子を描く。上白石さんは祖母の安子役、深津さんは母のるい役、川栄さんは娘のひなた役として、バトンをつなぐ。

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