カムカムエヴリバディ:“伴虚無蔵”松重豊の「すゑひろがりず化」加速 「寺子屋通い」「御前芸比べ」古風な言い回しが話題

NHK連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」第75回の一場面 (C)NHK
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NHK連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」第75回の一場面 (C)NHK

 女優の上白石萌音さん、深津絵里さん、川栄李奈さんが主演するNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「カムカムエヴリバディ」(総合、月~土曜午前8時ほか)の第75回が2月16日に放送。時代劇調の口ぶりで注目されている伴虚無蔵(松重豊さん)の「すゑひろがりず化」が話題になった。

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 第75回では、将来どんな道に進むべきか悩んでいたひなた(川栄さん)は、条映太秦映画村で開かれたミスコンの後、回転焼き屋にやってきた伴虚無蔵という時代劇口調で話す男から謎の招待を受ける。怪しむるい(深津さん)から会いに行くのを反対されるが、映画村の指定の場所を訪れたひなたは、虚無蔵からとんでもないお願いをされて驚く。一度は断ったが、無愛想な男(本郷奏多さん)と再会し……。

 時代劇の世界からそのまま飛び出してきたような話しぶりの大部屋俳優・虚無蔵。ひなたとの会話で、学生のことを「寺子屋通い」、アルバイトを「骨を折る」、コンテストを「御前芸比べ」と表現するなど、終始、日本語のみの古風な言い回しをしていた。

 伝統芸能を取り入れた芸風で人気のお笑いコンビ「すゑひろがりず」を連想する視聴者も多かったようで、SNSでは「虚無蔵さん、すゑひろがりず化してる」「昭和のすゑひろがりず」「ことごとくサムライ言葉の虚無蔵に『すゑひろがりず』のネタが思い起こされる」「コントが始まった」と話題になった。

 「カムカムエヴリバディ」は、朝ドラ史上初の3人のヒロインが織りなす100年のファミリーストーリーで、昭和、平成、令和の時代に、ラジオ英語講座と共に歩んだ祖母、母、娘の3世代親子を描く。上白石さんは祖母の安子役、深津さんは母のるい役、川栄さんは娘のひなた役として、バトンをつなぐ。

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