鎌倉殿の13人:鈴木京香“丹後局” 後白河法皇の寵姫 政子と女同士で政治交渉も

大河ドラマ「鎌倉殿の13人」第7回から丹後局役で登場する鈴木京香也さん (C)NHK
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大河ドラマ「鎌倉殿の13人」第7回から丹後局役で登場する鈴木京香也さん (C)NHK

 俳優の小栗旬さんが北条義時役で主演を務める2022年のNHK大河ドラマ鎌倉殿の13人」(総合、日曜午後8時ほか)第7回「敵か、あるいは」が2月20日に放送される。同回から、鈴木京香さんが丹後局(たんごのつぼね)役で登場する。

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 ◇法皇の寵愛を背景に強い影響力 鈴木京香「彼女の大ファンです!」

 「鎌倉殿の13人」は61作目の大河ドラマ。脚本は、2004年の「新選組!」、2016年の「真田丸」に続き3度目の大河ドラマ執筆となる三谷幸喜さんで、野心とは無縁だった若者が、いかにして武家の頂点に上り詰めたのかを描く、予測不能のエンターテインメント作だ。

 丹後局は、夫を平家に殺された後、後白河法皇(西田敏行さん)の愛妾(あいしょう)に。法皇の寵愛(ちょうあい)を背景に強い影響力を持ち、政子(小池栄子さん)とは女同士でトップとしての政治交渉を行う。

 鈴木さんは昨年の出演発表の際、“後白河法皇の寵姫”丹後局について、「年齢を重ねれば重ねるほど、その熱意をより募らせていったという丹後局。今はもう彼女の大ファンです! 丹後局として撮影に参加できる日を、心待ちにしています」と明かし、「西田敏行さんがおやりになる魅力的な後白河法皇とご一緒しながら、西田さんご本人の、周囲を明るく和ませながらも役に妥協しないたたずまいを少しでも学べたら、と思います」と語っていた。

 ◇第7回「敵か、あるいは」あらすじ 再起図る頼朝 義時は上総広常の元へ

 第7回は、平家に幽閉された我が身を嘆く後白河法皇。丹後局へ、救出に名乗りを上げない源氏への不満をもらす中、平清盛(松平健さん)から、挙兵した源頼朝(大泉洋さん)が石橋山で大敗したと知らされ、悔しさで顔がゆがむ。

 その頃、房総半島で再起を図る頼朝は、有力豪族を味方に付けようと、千葉常胤(岡本信人さん)の元へ安達盛長(野添義弘さん)を、上総広常(佐藤浩市さん)の元へ和田義盛(横田栄司さん)と義時(小栗さん)を送り込む……というストーリー。

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