鎌倉殿の13人:大庭景親、「大物」として逝く 上総介に“呪いの言葉”も…最期まで「気高く」「かっこよく」

NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」第10回場面カット (C)NHK
1 / 1
NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」第10回場面カット (C)NHK

 俳優の小栗旬さんが主演を務めるNHK大河ドラマ鎌倉殿の13人」(総合、日曜午後8時ほか)第10回「根拠なき自信」が3月13日に放送され、國村隼さん演じる大庭景親の“最期”が描かれた。

ウナギノボリ

 平清盛(松平健さん)の信頼厚い「相模一の大物」として、頼朝(大泉洋さん)の前に大きな壁となって立ちはだかってきた景親だが、頼朝の軍勢に捕らえられ、最期は首をはねられた。

 対峙(たいじ)した上総広常(佐藤浩市さん)には「あの時、頼朝を殺しておけばとお前もそう思う時が来るかもしれん、上総介。せいぜい気を付けることだ」といい残し、高笑いしながら、この世を去った景親。

 SNSでは「大庭様、最後の最後までかっこよかった。そして今際の際に上総介に呪いをかけた」「命乞いはせず呪詛のような言葉を残し、高笑いのまま逝った大庭殿」「大庭殿最期まで大物を貫きましたね」「最期まで高笑いできる大庭殿、大物すぎん? 今んとこ作中最大の器」「大庭殿、上総介殿に呪いを残したのも、耳に残る高笑いも、筋は最期まで曲げず気高く死んでいったのも全部すき」といった感想が書き込まれた。

 「鎌倉殿の13人」は61作目の大河ドラマ。脚本は、2004年の「新選組!」、2016年の「真田丸」に続き3度目の大河ドラマ執筆となる三谷幸喜さんで、後の鎌倉幕府の二代執権・北条義時が主人公。野心とは無縁だった若者が、いかにして武家の頂点に上り詰めたのかを描く、予測不能のエンターテインメント作だ。

テレビ 最新記事