カムカムエヴリバディ:錠一郎がピアノ演奏「救われた」と喜ぶ声 「もう一度音楽とつながっていく?」と今後に期待も

オダギリジョーさん
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オダギリジョーさん

 女優の上白石萌音さん、深津絵里さん、川栄李奈さんが主演するNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「カムカムエヴリバディ」(総合、月~土曜午前8時ほか)の第94回が3月15日に放送された。原因不明の病でトランペットを吹くことができなくなってしまった錠一郎(オダギリジョーさん)が算太のダンスに合わせておもちゃのピアノを弾く場面があり、「「音楽を奏でているジョーはかっこいい」「救われたよね。ジョーもるいも、視聴者も!」と喜ぶ声とともに、「もう一度音楽とつながっていく証し?」と今後に期待する声もあった。

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 錠一郎はかつて、関西一のトランペッターを決めるコンテストで優勝し、レコードデビューも決まっていたほどの腕前。原因不明でトランペットが吹けなくなり、京都移住後も医者を探したり、治療法を探っていたが、完治には至らず、約30年が経過していた。第93回(3月14日放送)では娘のひなた(川栄さん)と息子の桃太郎(青木柚さん)の前でトランペットを吹こうとするが、美しい音を響かせることはできず、「それでも人生は続いていく」と伝えていた。

 錠一郎が、おもちゃだがピアノを弾く場面に、SNSでは「ジョーがピアノを弾いた!!泣」「音楽を奏でているジョーはかっこいいな」「救われたよね。ジョーもるいも、視聴者も!」「ジョーの中で音楽がつらいものから楽しいものに変わった」と音楽を別の形で表現し始めたことを喜ぶ声であふれた。

 また、今作の音楽担当の金子隆博さんは42歳の時、「ジストニア」という病気でサックスが突然吹けなくなり、そこからピアノを本格的に始めたことと重ねて、SNSでは「ジョーもピアノで音楽を続けるんだろうか」「これからもう一度音楽とつながっていく証し?」と今後に期待する声もあった。

 「カムカムエヴリバディ」は、朝ドラ史上初の3人のヒロインが織りなす100年のファミリーストーリーで、昭和、平成、令和の時代に、ラジオ英語講座と共に歩んだ祖母、母、娘の3世代親子を描く。上白石さんは祖母の安子役、深津さんは母のるい役、川栄さんは娘のひなた役として、バトンをつなぐ。

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