向井理:「先生のおとりよせ」でドSな官能小説家 「ある意味ストレス発散に」 “フェミニンなマンガ家”北村有起哉は「引き寄せ合っている」

連続ドラマ「先生のおとりよせ」のワンシーン(C)AN,YE(L)/TX
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連続ドラマ「先生のおとりよせ」のワンシーン(C)AN,YE(L)/TX

 4月8日からスタートするテレビ東京の連続ドラマ「先生のおとりよせ」(金曜深夜0時52分)。向井理さん扮するドSで不愛想な官能小説家と、北村有起哉さん扮するドMでフェミニンなマンガ家という正反対な性格の2人の“おとりよせライフ”を描く作品で、北村さんは「二人の“水と油”みたいなところは、おそらく見ている人は楽しいんだろうな」と話す。向井さんと北村さんに、それぞれの役の印象や、撮影現場でのエピソードを聞いた。

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 ドラマは、2013~18年に「pixivコミック」で連載された、マンガ家の中村明日美子さんと小説家の榎田ユウリさんの同名マンガが原作。出会う前から互いの作品のファンであった榎村遥華(向井さん)と、中田みるく(北村さん)が、共同で作品を作ることに。想像とは違うルックス・性格にショックを受けながらも、「おとりよせ」の趣味が合うという共通点から徐々に心を開いていき……と展開する。

 撮影について、「スピード感のある台本でしたし、セリフが多くて大変でした」と振り返った向井さん。ドSで不愛想な榎村遥華は、ひどいことをさらっと言うようなキャラクターだといい、「普段思いもしないような言葉だらけだったのですが、ある意味ストレス発散になっていました(笑い)」と明かす。

 セリフの言い方にはこだわった。「とにかく勢いで、マシンガンのように言い放って、あとはただ見ているだけ(笑い)」と明かしながら、「スケジュール的にタイトだったり、物理的な大変さはありましたけど、楽しんでやっていました」と話す。

 一方、「セリフがたくさんあって、余裕がないときはたくさんありましたが、現場のグルーブ感を大切にしました」と話した北村さん。ドMでフェミニンなマンガ家という役どころについては、「(榎村遥華との)関係性がわりとはっきりしていて、たまに反撃してみたりするのですが、ほとんど無力に近い、寂しい抵抗みたいな感じで……(笑い)。それでもなんかこの二人は引き寄せ合っている」と話す。

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 毎回、さまざまなおとりよせグルメが登場する今作。向井さんも北村さんも、「食べ物が本当においしかった」と口をそろえる。コーヒー好きの向井さんは、「『コピ・ルアク』という、ジャコウネコの糞からとったコーヒー豆を焙煎したものが第2話で出てくるんです。高級な豆とは知っていたのですが、ついに飲めるんだ!と楽しみにしていました」とにっこり。

 濃厚な香りとコクを感じたといい、「セリフにもありましたけど、もはやコーヒーじゃないくらい。すごくおいしかったので、実際におとりよせをしてみました」と告白する。実は、向井さんにとって初めてのおとりよせだったという。「台本はあまり手元に置いておかないんですけど、これに関しては、台本は残しておこうと思って。それぐらい魅力的なおとりよせがたくさんありました」と話していた。

 今回の撮影でせんべい汁を初めて食べたという北村さんは、「芝居をする上でもフレッシュな芝居ができました」と話す。撮影期間中には、向井さんが誕生日を迎えたことから、「三重県桑名産の養殖はまぐりをおとりよせして。それをプレゼントしました」と明かした。向井さんは、「これぞおとりよせ!という感じでした。今朝も味噌汁でいただきました」と感謝していた。

 ドラマ「先生のおとりよせ」は、4月8日深夜0時52分に放送スタート。

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