全領域異常解決室
第7話 すべてお話します 物語はここから始まった
11月20日(水)放送分
4月11日にスタートするフジテレビ系“月9”ドラマ「元彼の遺言状」(月曜午後9時)。新川帆立さんの同名小説(宝島社)が原作で、主人公の元彼が残した「僕の全財産は、僕を殺した犯人に譲る」という奇妙な遺言をもとに展開していくミステリーだ。俳優の浅野和之さん演じる津々井君彦を紹介する。
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津々井は、主人公・剣持麗子(綾瀬はるかさん)が所属する国内トップの弁護士事務所「山田川村・津々井法律事務所」の創業者。冷静かつしたたかで、猪突(ちょとつ)猛進な麗子を手のひらで転がすことが上手な上司だ。
とにかく“勝ち”にこだわる剛腕ぶりで多大な利益を上げていた麗子だが、それがあだとなって有力クライアントを失う羽目になり、津々井はボーナスカットを言い渡す。怒り心頭でしばらく休職することを選んだ麗子を放っておくかと思いきや、元彼の遺産を狙う麗子の前に突然現れ、「事務所に戻らないか」と提案する。
大手法律事務所に勤務する敏腕弁護士の剣持麗子のもとに、大学時代の元彼・森川栄治からメールが届く。しかし、その中身は「森川栄治は永眠しました」という訃報だった。さらに、見知らぬ電話番号から着信が入り、篠田敬太郎(大泉洋さん)という男から「久しぶりだね」とあいさつされる。彼のことを思い出せない麗子だったが、篠田から栄治のことで相談を持ちかけられた。
数日後、篠田と会った麗子。篠田は栄治と同じ大学のサークルの先輩で、軽井沢の別荘で病気療養していた栄治に誘われ、別荘の管理人をしているらしい。自室で死んでいた栄治を最初に発見したのも篠田だった。
篠田は、栄治が残した「全財産は僕を殺した犯人に相続させる」という奇妙な遺言状について麗子に伝えた。そして篠田は「代理人になって僕を犯人に仕立ててほしい」と麗子に依頼して……。
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