ちむどんどん:時任勇気演じるドラ息子に視聴者怒り「島袋は二人もいらん」 

NHK連続テレビ小説「ちむどんどん」第14回の一場面(C)NHK
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NHK連続テレビ小説「ちむどんどん」第14回の一場面(C)NHK

 黒島結菜さんが主演するNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「ちむどんどん」(総合、月~土曜午前8時ほか)第14回が4月28日に放送された。同回には、ヒロイン・比嘉暢子(黒島さん)の就職希望先「眞境名(まじきな)商事」の跡取り息子・眞境名英樹(時任勇気さん)が、再び“ドラ息子”ぶりをいかんなく発揮。SNSには「マジでムカつく」などの声が上がるなど、視聴者の不興を買った。

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 「ちむどんどん」は、2014年度後期の朝ドラ「マッサン」などの脚本家・羽原大介さんのオリジナル作品。2022年に本土復帰50年を迎える沖縄が舞台で、沖縄料理に夢をかけるヒロイン・暢子たち4兄妹の笑いと涙の物語。

 25日放送の第11回で初登場した英樹。同回では、新垣のおばぁ(きゃんひとみさん)を「邪魔だ」と突き飛ばし、暢子の兄・賢秀(竜星涼さん)に殴られた。その賢秀の行動が問題となり、暢子の就職に暗雲が垂れこめる……というのがこれまでの展開。

 第14回では、暢子が友人の前田早苗(高田夏帆さん)と一緒に名護のハンバーガーショップ「サンセットバーガー」へ。早苗のごちそうで、暢子がおいしそうにハンバーガーを頬張っていると、英樹が友人たちと店に入ってくる。

 英樹は暢子に気づくと、繕った服を指して「それ何か! 買え、新しいの。貧乏すぎじゃないか」と嘲笑。さらに、暢子が自身の親の会社を志望していることには「どうせ玉の輿(こし)目当てだろ? うちに応募してくる女はみんなさ。親父の会社には大学出の男が集まってるからな!」と言い放った。

 「うちはそんなつもりじゃ……」と暢子が否定すると、「仕事よりも良い結婚相手をあさりたいだけだろ。でもその“つぎはぎ”、お前のおかあは何も言わないわけぇ~?」とあざけった。母・優子(仲間由紀恵さん)のことをバカにされた暢子は、英樹に飛びかかろうとするが、早苗とアルバイトバイトの砂川智(前田公輝さん)に制止される。

 「お前の代わりぐらい、いくらでもいるんだからな!」と捨てゼリフを吐き、去って行った英樹。その後、優子の勤務先に1本の電話が入る。優子の「暢子が暴力!?」と驚く表情で、第14回は幕を閉じた。

 SNSには「とことんクズなバカ息子だな」「あのバカ息子ほんと賢秀以上に人間のクズだ」などのコメントが並んだほか、「島袋が消えたと思ったら、今度は社長のバカ息子……」「7年の時間が進んだ結果、いじめっ子役が島袋くんから社長の息子に変わりましたね」「島袋は二人もいらんよ」などと、子供時代に登場した“いじめっ子”島袋孝志(吉田日向さん)を思い返す視聴者の声もあった。

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